PS4のディスク排出不具合

情報としては知っていましたが、PS4のディスク排出不具合に1回だけ遭遇しました。

この不具合は、勝手にディスク排出動作が行われ、延々とディスク排出のモーター音が鳴り続ける。
ディスク版でゲームをしている人にとっては「勝手にディスクが出てくる」不具合。
私の場合はDL版ですので、ディスクが勝手に出てくることはありませんが、ゲームを終了した後に本体がピピッと鳴っていたので耳をすますと、ディスク排出のモーター音が一定の感覚で鳴っていました。


最も発生しやすい不具合か

公式サポートフォーラムを見ると、この不具合だけ報告数が多いです。
「いきなり、ディスクが出てきた!」と「ディスクが入らない」が、この不具合のスレッドです。
PS4の最も発生しやすい不具合と言えるのではないでしょうか。

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熱暴走が大きな原因だと思われる

スレッドを読むと熱暴走が原因だと考える人が多い。これには私も同意で、ウォッチドッグスをやりまくった後に発生しましたので、本体の熱が原因だと思った。具体的には、熱の溜まる場所が「静電気式のイジェクトスイッチ」の近くということ。

熱が原因である可能性が高いので、冷ませば直ったという報告も多い。
セーフモード起動やシステムソフトウェアの再インストールなどは意味が無いもよう。

最も大きな原因が熱である可能性が高いと思いますが、熱以外の干渉で発生する事もあり得ます。とにかく「静電気式のイジェクトスイッチ」が何らかの原因で作動してしまう不具合。本体内部にホコリが溜まらないように清潔にしておく事も大事かと思う。


対応策は本体の冷却

熱が原因なら本体に熱が溜まらないようにするのが唯一の対策。

・本体の周りに物を置かない。間違っても密閉された空間には置かない。
・縦置きにする場合は、吸気口を塞がない作りになっているSCEの縦置きスタンドを使うと良いようです。
PlayStation 4 専用 縦置きスタンド
ソニー・コンピュータエンタテインメント
2014-02-22
・ホコリフィルターなど、熱が溜まりやすくなる物は着けない。
・本体内部にホコリが溜まらないように、本体周りの清掃を徹底する。
・室温を下げるのも重要。


部品・基盤交換の例も

修理に出した方の報告によると、「問題ありませんでしたので、そのままお返しします」という結果になった方と「ディスク読取装置部品交換・メイン基板交換」という方がいます。熱対策をしたうえで頻繁にこの不具合が発生するようなら、単なる熱暴走というわけでもなさそうですので、サポートに出した方が良いでしょう。

難しいところは「問題ありませんでしたので、そのままお返しします」という結果があること。故障は基本的に「個人が解決しようとせずにサポートに出しなさいよ」と言いたいところですが、この不具合はサポートでも対応してくれないケースがある。とりあえず最初は自分で熱対策をしたほうが良いでしょう。不具合が起こった時と同じ環境で使っていれば、サポートで本体交換してくれても再発する可能性も高い。


公式の復旧方法

公式の『PS4の故障診断』に、この不具合について書かれています。

PlayStationR4(PS4™)のイジェクトボタンに触れていないにも関わらずディスクが勝手に出てきてしまう場合、以下の操作をお試しください。

1.PS4™本体の電源ボタンを押し、電源が完全に切れてから本体の電源コードを抜く
2.3~5分そのままで待つ
3.本体に電源コードを差し込み、本体の電源を入れて起動する

こちらを試しても改善しない場合は、インフォメーションセンター までお問合せください。 

重要なのは「電源コードを抜き、3~5分待つ」というところ。電源を切るだけでは意味がありません。電源コードが入った状態だと、本体内は電気を帯びており、電源コードを抜いてすぐでも本体内に電気が残っていて反応します。ですので、電源コードを抜いたら5分ほど放置して、完全に電気を失くす事が重要です。この作業は、定期的にやるべき作業かもしれない。

この復旧方法プラス、ホコリの除去をしたほうが良いと思います。




荒療治

公式サポートフォーラムに「これはきっとソフトの問題ではなくハードの問題だと思いましたので、ネジを外して分解清掃でもしようと思いましたがその前に、ケーブルを全部外してPS4を揺さぶって内部の接触状態や機械部品の位置状態をリセットする気持ちで優しく時には激しく揺さぶってみました。そしたらあら不思議、症状は再発しませんでした。お試しあれ。」という報告があり、それで改善したという報告も数件あります。揺さぶり方によっては、逆にぶっ壊れてしまう可能性もありそうですが「家電は叩いて直す」という伝統が今でも生きているんだなと思いました。


この夏、多くの人が遭遇する可能性あり

熱が大きな原因となると、これから暑くなってくる夏は発生報告が多くなると思います。
今のうちにPS4本体周りを見直して、熱暴走対策をしておくと良いでしょう。
そして、不具合が発生したら公式サポートフォーラムを活用しましょう。

こういう不具合が起こりやすいという事を頭に入れておけば、いざという時に焦らずにすむと思います。