PS4のコントローラー『デュアルショック4』の魅力

今更ながらPS4のコントローラー『デュアルショック4』の魅力について考えてみました。

PS3時代のデュアルショック3は、ライバル機のXbox360 コントローラーに比べて劣る物だったと言えるでしょう。コントローラーはPlayStationにおける問題のひとつだったわけですが、デュアルショック4では改善。ガジェットの評価をするEngadgetというサイトでも現行機のコントローラーで最高評価を得ています。

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スティックの位置を変えずにグリップで進化した
Xbox360 コントローラーとデュアルショック3を比較した時に最も指摘されるポイントがスティックの位置。デュアルショック3のスティック位置は指が詰まって操作し辛い感じがありました。

デュアルショック4では、スティックの位置ではなくグリップで調整。これによりスティックが最も操作しやすい位置に親指が来るだけでなく、持ち手も左右対称で持ちやすい。 これは驚きました。私は「スティックの位置」でしか物を考えていなかったので、最初にデュアルショック4の画像を見た時に「素直にXbox360と同じにすればいいのに……」と思っていましたが、実際にデュアルショック4を持ってみて、このコントローラーの優れたデザインを実感した。

コントローラーを持った時に親指がニュートラルでスティック
デュアルショック4を自然に持つと、親指がニュートラルでスティック中央に来ます。つまりスティックを操作する時に、まったく無駄のない設計。ですので前述した「素直にXbox360と同じにすればいいのに……」と思った私の考えは大間違いです。このグリップでスティックを左上に持っていくと、親指ニュートラルが方向キーになってしまいます。

まだデュアルショック4でゲームプレイした事がない人は、以前の私と同じように「スティックの位置を……」と思っている方も多いと思います。

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待ちやすいグリップで安定して広範囲に指を動かせる
スティック操作がベストな設計になっているという事は方向キーは押しにくいのか?という問題が出てきますが、それは感じる事はありません。

まず、見ての通りデュアルショック4はグリップが長く、手の平と2本の指で安定して持てます。これと比べるとデュアルショック3は不安定。このためデュアルショック4は持ち手の調整も自由がきくうえに、広範囲の指の移動もしやすいです。持ち方次第で方向キー重視の持ち方にも自分で変えられる。

そして360度の方向操作・倒し加減など繊細な入力を求められるスティックと違って、方向キーやボタンは押すだけですので操作が簡単です。ゲームコントローラーとして、どちらの操作性を重視する必要があるかと言えばスティックで正解です。どちらも公平にとボタンとスティックの間をニュートラルにしてしまうと、スティックに倒しにくい部分ができてしまいます。

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デュアルショック3では大不評だった滑るL2・R2もデュアルショック4では改善。自然に持った時の人差し指の位置、指のひっかかり具合も良い。グリップの安定により、人差し指・中指でのL1・L2/R1・R2の同時操作も格段に向上しました。

欠点と言えば、完全には消せないライトバー、内臓電池の持ちが良くない、というところ。
重量は210gでデュアルショック3の193gより増したが、17gの差は小さい。ライバル機のXbox Oneのコントローラーは乾電池式で277.5g(電池込)なので、デュアルショック4の重量は合格点と言えるでしょう。
SHAREボタン・OPTIONボタンは、デュアルショック3に慣れていると最初は押しにくいです。このへんは慣れですね。

北米でPS4が支持されている要因に、このデュアルショック4の存在も大きいと思います。北米で人気のあるFPS・TPSにおいてスティックの使いやすさは最重要。そしてL2・R2の押しやすさも。

私はデュアルショック4が気に入ってVita TVもデュアルショック4にしました。今はまったくプレイしていないPS3もデュアルショック4にしたいのですが、PSボタンと振動が機能しないという事で、標準のコントローラーとしては使えない現状。出来れば対応してほしいです。


ワイヤレスコントローラー (DUALSHOCK 4) グレイシャー・ホワイト
ソニー・コンピュータエンタテインメント
2014-09-11