ドラゴンエイジ:インクイジション、クリア後の感想

ドラゴンエイジ:インクイジション、メインストーリーをクリアしました。
クリア時のトロフィーは54%。

141201_ドラゴンエイジ:インクイジション_001

プレイボリュームは満点
プレイボリュームは満点。ちょっと寄り道すると数時間から数十時間は消費してしまう。ゲーム内に用意されたクエストを消化するだけで100時間はいきそうな印象。1周やり込むだけでも大変そうですが、プレイヤーの選択次第でストーリー経過も変化するし、エンディングも40パターンほどあるようなので、完全にやり込めるプレイヤーはいないでしょう。おまけにマルチプレイまである。このゲームのボリュームに関しては文句のつけようが無い。

膨大すぎるテキスト
世界設定は細かく、小説を読む以上の膨大なテキストが出てきます。それに加え、翻訳がナチュラルでないと感じる部分もあって読みにくさもある。文章を読む力がないとストーリーを理解するのは厳しいが、細かい世界・人物設定が好きな人なら、他のゲームでは味わえないレベルでドラゴンエイジ:インクイジションの世界を堪能できるでしょう。

141201_ドラゴンエイジ:インクイジション_003

取捨選択の面白さ 
このゲームは主人公が勝手に物語を進めるのではなく、プレイヤーが選択できる場面が多い。多いと言うか、それがメインで、会話を楽しんでロールプレイできるのが大きな魅力。ですので、テキストを読むのが苦手な人は楽しみにくい。

どの勢力に味方するか、誰を生かし誰を殺すかなど、重要な選択を迫られます。自分が物語に介入して、それによって物語が動くところが面白い。悩んでしまう選択も多いし、後悔することもありますが、それがリアルだと思う。

この要素が楽しいのですが、苦手な人も多いのかなと思う。JRPGなどはコンプリート志向のプレイヤーも多く、取捨選択が苦手な人もいるでしょう。JRPGに限らず、全員生還ルートや真エンディングなどと言った「正解」のようなものが用意されているゲームが多い。そういうスッキリさを求めるゲームではない。

141201_ドラゴンエイジ:インクイジション_004

戦術的な戦闘
戦術カメラシステムを用いてコマンドとアクションが融合したような戦闘。この戦闘は、ハードやナイトメア等の難易度でこそ魅力を発揮します。カジュアルやノーマルだと深く考える必要がないので、単純操作で単調な戦闘になりやすい。この部分が戦闘の評価の分かれ目になっているのかと思う。どちらにしてもモンスターハンターのようなアクションゲームでは無いので、そこは誤解しないように。



同じ事の繰り返しが面白いゲーム
「同じ事の繰り返し」というとネガティブな感想に思えるかもしれませんが、ドハマリする面白いゲームは同じ事の繰り返しが面白いゲームです。FPSの対戦、スポーツ、モンスターハンターなど、傍から見れば同じ事を延々繰り返しているようにも見える。同じ事を繰り返しても楽しいゲームこそ最高。

ドラゴンエイジ:インクイジションはエリアが多くマップも広いですが、そこでやる事は似たような事の繰り返しです。それでも中毒的に続けてしまう魅力があった。

グラフィックは並
グラフィックは並という印象で、マップの広さなどを重視した感じか。PS3時代から見ればそれなりにキレイではありますが、PS4のグラフィックが美しいゲームと比べると少し見劣りするかなと思う。テクスチャの貼り遅れも見られる。グラフィックを売りにできるゲームではありません。

141201_ドラゴンエイジ:インクイジション_005

UIは悪い
UI(ユーザーインターフェース)は悪いと言っていいと思います。「洋ゲーだから」「ドラゴンエイジだから」という擁護もできない。開発者のセンスの問題。特に装備変更が煩わしい。慣れればそれなりに使いこなせますが、だからといってこのUIが良いわけではない。

141201_ドラゴンエイジ:インクイジション_002

似ているゲームは無い
ドラゴンエイジ:インクイジションについて「○○みたいなゲーム」と言えるゲームは無いと思います。言ってしまうと大きな間違いに繋がる。部分的に似ているゲームの名前を出して「○○みたいなゲーム」と言ってしまうと、そのゲームが好きだからと買ってプレイした人が「思ってたのと違う」となるでしょう。発売前にTwitterでそういう予想をしていた方がいたのですが、その通りだなと思う。

このゲームの購入に迷っているなら「○○みたいなゲーム」という捉え方をするんじゃなくて、まっさらな状態からドラゴンエイジ:インクイジションとはどんなゲームなのかを見ていったほうがいい。

敷居は高いと思う。見た目は王道のファンタジーRPGですが、人を選びますしコアゲーマー向け。腰を据えてじっくり遊びたい壮大なRPGなのですが「腰を据えて」の意味がとても重いので、自分から能動的に楽しんでいける人じゃないと厳しい。