ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城 8時間プレイした時点での感想

ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城を8時間くらいプレイしての感想。

今の時代、紙の説明書は無くなってきていますのでオンラインマニュアルが主流です。そのため、ゲームを買ってない人でも説明書を読む事が出来ますので、ゲームの基本部分を知るには便利だと思います。

ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城 オンラインマニュアル

ベースは無双アクション
アクションのベースはω-force(オメガフォース)のワラワラ感と爽快感の無双アクション。無双と言っても三國・戦国の本家無双から、ワンピース、北斗の拳、ガンダム、ゼルダの伝説らの他社版権物の無双もあります。特に版権物の無双はアクションのクセも違いますが、多数の雑魚敵を□□□らで刈っていくという基本部分はドラゴンクエストヒーローズも含めて同じ。

ゲームの進行も地続きのエリアを進んでいくようなゲームではなく、区切られたミッション形式。拠点で準備をしてクエストを選び、クエストクリア後に拠点に戻るシステム。

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ドラゴンクエストヒーローズのアクションの特徴
ベースは無双アクションと言っても、味付けが違います。

R2が回避アクションになっており、これが本家無双とは違ってアクションゲームをしている感じになります。スライムのような雑魚敵は□□□らで刈っていればいいですが、ゴーレムやメタルハンターなどちょっと強い敵も雑魚敵と一緒に出てきます。こういった敵の攻撃は中々のダメージを受けますので、回避しつつ攻撃を加えるというアクションの面白さがある。盾を持った敵の背後に回り込んだりするのも同様。単純なボタン連打の草刈りでは無い部分がある。回避アクションである「みかわし」が上手く使えるようになってくると面白さが増す。

ドラゴンクエストらしい魔法・とくぎもありますので、これらを絡めた戦闘も一味違う。

直接のアクションではないですが、モンスターを仲間として戦わせるシステムも大きな特徴。特にストーリーミッションの防衛においては重要な要素となる。

本家無双と比較するなら、派手さや爽快感は戦国無双4の方が数段上。ドラゴンクエストヒーローズは回避アクションを絡めたり魔法・とくぎで戦闘にアクセントをつけられるし、敵にも個性がある。ベースは無双アクションだけど、派手さ・爽快感に寄るか、アクションゲーム性に寄るかの方向性に違いがある。

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ボスバトル
ガンダム無双や北斗無双にもボス戦がありますが、ドラゴンクエストヒーローズのボスバトルは、それらよりもアクション性が高いなと思いました。ボスの攻撃モーションやパターンを見極めつつ攻撃したり、ギミックを上手く活用したり、本家無双には無いアクションバトル。

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ミッションは作り込み不足
ボスバトル以外のミッションはストーリーミッションでも汎用ミッションのような淡泊さです。ミッション毎の個性・演出は欠ける。多くは、拠点を守りつつ敵殲滅というシンプルなもの。

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モンスターで拠点を守るタワーディフェンスゲーム
しかし、ミッションにおける従来の無双シリーズとの大きな違いがあります。主人公のアクトは作戦の話ばかりする作戦オタクなのですが、アクトの言う「頭を使わなきゃ勝てない」というのが単なるキャラ設定ではなくゲームにおける重要な要素となっている。

前述したようにストーリーミッションは拠点を守るタイプが多く、拠点の対象物のHPが表示されており、それが0になるとミッション失敗となる。

モンスターを仲間にし、そのモンスターをどこに配置するかというところがストーリーミッション攻略の鍵。従来の無双シリーズのようにプレイヤーが暴れまわってなんとかなるものではない。これは、RTS(リアルタイムストラテジー)のタワーディフェンスゲームの要素を感じる。この戦略性を理解し、その面白さを感じる事が出来れば防衛ミッションを楽しめるでしょう。従来の無双シリーズと同じ感覚で脳筋プレイしていては、拠点が落とされてばかりでストレスが溜まると思う。面白い要素だがライトユーザーが受け入れられるかはわからない。タワーディフェンスゲーム自体が、日本ではそんなにプレイされていないでしょうから。

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少し簡単にする方法もある。サブクエストを受けるとモンスタースロットが増えますので難易度はグッと下がります。「008 発明品改良のために その1」クリアでモンスタースロットが3増えました。

1作目ゆえの物足りなさも
新たなシリーズゆえの物足りなさもある。ω-force(オメガフォース)のワラワラ感と爽快感の無双アクションをベースにドラゴンクエストを乗っけて中々上手く調理しているものの、ストーリーミッションも汎用ミッションのようで淡々としていて作り込み不足だったり、キャラクター毎の基本アクションも少ない。マルチプレイもありませんので、無双シリーズのファンなら物足りなさも気になるところでしょう。

PS4タイトルとしてはグラフィック面も弱い。モデリングがチープで、そこはPS3基準を感じてしまう。ドラゴンクエスト自体、8以外はグラフィックに定評があるわけではありませんので、気にするほどではないですが。

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やっぱりドラゴンクエスト!キャラクター、モンスター、そして音楽
プレイして一番最初に思ったのは、やっぱりドラゴンクエストは別格の存在だという事。本家無双では味気ない一般兵もスライムやドラキーに代わり、ドラゴンクエストシリーズの思い入れある音楽が流れ、戦闘中の魔法やレベルアップの音。もうこれだけで最高に楽しくて嬉しい気分になってしまう。ズルいくらいの存在ですね。

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ジワジワ強化するのがやめられない
キャラクターのLv上げ、スキル振り分け、装備の購入。アクセサリーの作成と合成。モンスタースロットを拡張してモンスター部隊に厚みを出す。小さなメダルを集めて強力な装備や設計図を入手。称号システムもあります。サブクエストを消化しながら、ジワジワとパーティーを強化していくのはやめられない面白さがある。中毒性のある作業ゲーの魅力は十分に感じられた。

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発売前にプレイ動画も流されていましたし、基本的には思った通りのゲームで、プレイしてみると思った以上に楽しめています。唯一、驚きだったのはタワーディフェンスの要素が感じられたところ。