『ウィッチャー3 ワイルドハント』の規制具合

4/16にYoutubeで公開された『ウィッチャー3 ワイルドハント』のゲームプレイトレーラー。ワクワクする内容で、とても良いトレーラーでした。ゲームの発売が待ち遠しい。



表現規制
Z指定のゲームなので、気になるのは規制の具合。公式サイトに規制に関しての表記がありました。

・裸体の女性キャラクターへの下着の着用。
・一部の性表現描写の変更。
・分離欠損した人間の切断面および露出した内臓の変更。
※戦闘・ムービーを問わず分離欠損行為自体は海外版と同様に実行されます。
※モンスターの切断面に変更はありません。
※いずれの変更点においても、イベント単位での削除はありません。


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性表現描写
・裸体の女性キャラクターへの下着の着用。
・一部の性表現描写の変更。


CEROは性表現描写、いわゆるエロにも厳しく、残虐表現よりもアウトの基準が明確なので、もれなく規制されます。そのため、残虐表現とは違ってゲームによって規制の具合がバラバラという事はほとんどないですね。よく引っかかる2点が、セックスの直接的な描写と女性の乳首描写。『ウィッチャー3』の規制で表記されている2点も、そのまんまこれの事でしょうね。

乳首隠しは洋ゲーのローカライズではよくある事。衣類等で隠すのが一般的ですが『THE ORDER 1886』は乳首を消すという方法でビックリしました。

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一部の性表現描写の変更は、GTAなら車が揺れるだけになったり、ウルフェンシュタインなら扉がドンドンいうだけになったりみたいな、間接的な描写になるという事でしょうね。

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スパイクチュンソフトの本間覚氏は「CEROさんが定める規定の限界を狙っていきたいところです」と語っていましたので、雑なカットの仕方はしていないと思います。

残虐表現
・分離欠損した人間の切断面および露出した内臓の変更。
※戦闘・ムービーを問わず分離欠損行為自体は海外版と同様に実行されます。
※モンスターの切断面に変更はありません。


性表現描写と違ってゲームによって規制具合がバラバラになりがちな残虐表現。『ウィッチャー3』では切断面と露出した内臓は変更されるが、分離欠損行為自体は海外版と同様という事なのでアクション性には関わらないようで一安心といったところではないでしょうか。

ゲームプレイトレーラーの4:00のところで、人間の首を切断しているシーンを映しているあたり、分離欠損行為の規制はしていないぞというアピールが感じられました。血も赤いです。

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決定は×、キャンセルは
ゲームプレイトレーラーを見ると、決定は×、キャンセルはというのもわかります。個人的には洋ゲーをプレイする事が多いので決定×で問題ありませんが、日本のPS4システムの標準が決定、×キャンセルであるので、ローカライズとしてはマイナスポイントになるのかなと思います。

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実際、この部分はローカライズ作業としては大変なのかと思います。×ボタンボタンは単純に決定・キャンセルボタンというわけではないですからね。とはいえ、そこの変更をやっているゲームとやっていないゲームに分かれている以上、ローカライズの丁寧さという部分では評価の差になる。

音声は日本語対応で英語音声への切り替えも可能らしい
音声の日本語対応は素晴らしい。しかも4gamarのインタビューでビジネスデベロップメントマネージャーのRafal Jaki氏は、

「私は日本語の吹き替えをすごく気に入っています。本作には英語音声への切り替えがありますが、日本のプレイヤーには、ぜひ日本語で遊んでもらいたいですね」

と語っていました。あれから仕様の変更が無ければ英語音声でもプレイ可能という事ですね。日本語音声が好きな人と英語音声が好きな人とがいますので正解はないわけですが、好きな方を選べるという最高のパターン。一応、インタビュー時点で「英語音声への切り替えにも対応する予定」と書いてあるだけなので、やっぱり無しになりましたという可能性もあります。

オープンワールド化によりますます進化した「ウィッチャー3 ワイルドハント」のプレゼンテーションおよび開発者インタビューの模様をお届け - 4Gamer.net

期待の超大作オープンワールドRPGという事で残念なローカライズはしてほしくないですが、出ている情報としては頑張ってくれているなという印象。ちなみにスパイク・チュンソフトはPS4でメトロ リダックス、テラリア、セインツロウIV 超完全版、ホットライン マイアミ(6/25)のローカライズを担当していますが、北米版は英語のみです。自社開発タイトルじゃないですからね。

このゲーム、北米ではWarner Bros. Interactive Entertainmentがパブリッシャーです。ワーナー・エンターテインメント・ジャパンは『ダイイングライト』のローカライズで人間の血が緑であったのを明確にしていなかった事で炎上に近い騒動にもなりました。本来なら『ウィッチャー3 ワイルドハント』もワーナー・エンターテインメント・ジャパンがローカライズしそうなものですが、日本ではスパイク・チュンソフトが担当しています。ギリギリを攻めたローカライズに期待したい。

ウィッチャー3 ワイルドハント
スパイク・チュンソフト
2015-05-21