北米版『Sword Art Online Re: Hollow Fragment』をプレイ。原作の知識は0

7/28(火)に北米PS Storeでリリースされた『Sword Art Online Re: Hollow Fragment』。価格は$19.99で容量は9.84GB。

日本だと『ソードアート・オンライン Re:–ホロウ・フラグメント-』と『ソードアート・オンライン –ロスト・ソング-』がセットになって『ソードアート・オンライン ゲームディレクターズ・エディション』として8,640円(税込)でリリースされます。11月19日に発売予定。北米に比べると割高ですが、北米ではダウンロード専用タイトル。



テキストは英語、キャラクターボイスは日本語
『J-Stars Victory VS +』と同じで、ゲーム内テキストは英語のみ。でもキャラクターの声優は日本版と同じですので、キャラクターボイスは日本語。イベントではNPCはフルボイスなので、ストーリーは理解できる。ゲーム序盤は主人公のKiritoも喋りますが、途中からはテキストのみになる。キャラクターカスタマイズが出来る関係で、固定の音声を良しとしなかったのかな。会話なら相手の喋る内容で理解できる。

戦闘中の「くらえっ」「いっしょにこうげきだよっ」などの掛け声も当然日本語です。

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イベント時の音声が日本語なのでストーリーが理解できるという程度。NPCから送られてくるメールなどは英語なので、ちゃんと物語を楽しむなら日本版の方が良いですね。

VITAのゲームをただシャープにした感じ
グラフィックは言ってしまえば三流ですし、リマスター作品としても手抜きっぽく思えるのですが、アニメ的なグラフィックなので意外と悪さを感じにくいところもある。

テクスチャは粗いが線がシャープでキレイ。フォトリアルのゲームならテクスチャが粗かったらどうしようもないのですが、アニメ的なグラフィックであるこのゲームは、線がキレイになるだけで、かなり良い感じに見える。でもそれで良いのはキャラクターだけで、背景はアウトラインのシャープさ以外は酷いところが多い。

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ものすごく粗い大地にシャープな線で描かれたキャラクターが乗っているので、浮いている感じすらある。

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線はわりとシュッとしているが、カメラが寄るとキャラクターもテクスチャの粗さがわかる。リマスタータイトルでもキャラクターに関してはガッツリ手入れしているゲームも多いですが、このゲームはそうでもない感じ。遠目に見る分にはキレイ。

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実際はVITA版からけっこう手入れしているのかもしれませんが、大画面だと通用しないレベルですね。

エリア移動は約10秒
エリア移動は約10秒。さほどストレスでも無いのですが、たいして広くないエリアを読み込むには時間がかかり過ぎている印象。エリア移動時にオートセーブされるので、セーブの時間を待っているのかな。

戦闘が面白い
原作が(VR)MMORPGの中に閉じ込められたという話のようですので、MMORPGっぽい世界。ですので戦闘はMMORPGっぽさがありますが、少しアクション性もある。

ターゲットして攻撃した敵に近づいていれば通常攻撃は自動で行いますが、敵の攻撃に合わせて回避スキルで攻撃を避けたり、ガードスキルでパリィを決めたりとアクションゲームの手応えもある。連携攻撃を決めて大ダメージを与える爽快感もあり、戦闘が面白いゲーム。

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スキルを使うタイミングにアクション性がありますが、あくまでMMORPG的な戦略的バトルがベースで、モンスターハンターのようなアクションゲームではありません。

雑魚戦もサクサク進み、プレイヤーキャラの動きも機敏ですのでストレスを感じない作りで遊びやすい。エンカウント制のRPGとは違ってスムーズです。

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あらすじを教えてくれる
チュートリアル的なエリアをクリアした後で、これまでのあらすじをアニメを交えて紹介してくれます。原作を見ていなくても、おおよそはわかるように作ってある。

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VITA版の評価の高さは本物
VITA版の評価は高いですね。それがデュアルショック4と大きな画面で遊びやすくなり、グラフィックもシャープになったという事でやっぱり面白いです。私は原作を見ていないですが、MMORPG風のオフラインゲームとして楽しめている。

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Vita版のAmazonレビューでも高評価が多い。低評価の大きな理由は不具合、その次はモンスターハンターみたいなアクションゲームだと思っていたという理由。今のところPS4版で不具合はないですし、あっても日本版のリリースまで時間があるので改善されそう。MMORPG風のゲームとして良く出来ているので、ゲーム性の思い違いさえなければ楽しめる人が多いと思う。

フィールドに他NPCがいるのもMMORPGっぽい。

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グラフィック面でPS4版としての完成度は低いと思います。VITA版が一定の面白さを持っているので、ゲームとしては面白い。携帯機のゲームにありがちな各エリアが狭くて小分けにされた作りだったり、VITAサイズのゲームという印象はある。町を歩いてる時もVITA TVでVITAのゲームをやっている感覚がある。

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VITA版からの追加要素
VITA版からの追加要素は公式サイトに書いてあります。

・ストレアシナリオ&新ボス登場!
・生まれ変わったボスに挑め!
・女性アバターが追加!
・レベル上限解放! Lv250→Lv300
・秘匿領域階開放! 125F→200F
・進化したグラフィック!
・オンラインマルチプレイに対応!
・データ引き継ぎが可能!

ソードアート・オンライン ゲームディレクターズ・エディション - バンダイナムコエンターテインメント公式サイト

VITA版はプレイしていないのでわかりませんが、ボリュームもかなり増えていそうですし、なによりオンラインマルチプレイに対応したというのは大きな変化なのではないでしょうか。

ただ「進化したグラフィック!」に関しては、ないものと考えたほうが良いかもしれません。大画面に対応したグラフィックという程度。公式サイトの比較でも驚くような変化はないですし、VITAの小さい画面だと粗が見えにくいのが、大画面で見ると粗が目立つという事も大きい。VITAから進化させていても、大きい画面で見ると良さより粗が目立つという事もある。公式サイトの比較画像は同じサイズで比較していますが、大画面で見るPS4版よりもVITAサイズで見るVITA版の方がキレイに見える可能性もある。

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まとめ
・グラフィックは悪い。1枚絵はキレイですが。
・VITA版の評価が高く、PS4版も基本部分は同じなのでゲームとしては面白い。ただしVITAサイズのゲームではある。
・原作は知らなくてもさほど問題ない。ゲームとして楽しめる。

グラフィックと日本版の価格を気にしなければ、良い感じのMMORPG風のRPGです。現実問題としては価格とグラフィックがセットで気になってしまうかもしれません。

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