PS4は2回目の年末商戦でPS3の販売ペースをブチ抜くか!? 10/27のParis Games Weekが最重要

『メタルギアソリッドV ファントムペイン』の影響でPS4の販売台数が大きく伸びました。久しぶりにPS3・WiiUとの販売ペースを比較。

現在81週目
現在、PS4は81週目までの販売台数が出ており、合計1,768,458台。
PS3とは290,856台の差があり、Wii Uとは33,048台の差があります。

PS3PS4Wii U
81週目 2,059,314(+290,856) 1,768,458 1,801,506(+33,048)

ただ、PS4が大きく出遅れているかといえばそうでもありません。
今年中にPS3との29万台差を埋める可能性があります。

大ブレイクポイントとなる2回目の年末商戦でPS3をブチ抜くか
PS3は2006年11月11日、Wii Uは2012年12月8日リリースですので81週目までに年末商戦を2回経験しています。PS4は2014年2月22日リリースですので年末商戦は1回しか経験していない。

この2回目の年末商戦が大ブレイクポイントになりますので、ここを通過した時点での結果が大きな意味を持つ。どれぐらいの大ブレイクかはPS3のデータを見るとわかりやすい。

PS3
48週(10/1~) 10,822
49週(10/8~) 12,365
50週(10/15~) 17,130
51週(10/22~) 18,785
52週(10/29~) 17,434
53週(11/5~) 55,924
54週(11/12~) 39,178
55週(11/19~) 50,564
56週(11/26~) 37,092
57週(12/3~) 38,123
58週(12/10~) 63,720
59週(12/17~) 58,167
60週(12/24~) 52,706
61週(12/31~) 64,183
62週(1/7~) 38,907
63週(1/14~) 38,117
64週(1/21~) 34,363
65週(1/28~) 41,796
66週(2/4~) 23,985
67週(2/11~) 17,637
68週(2/18~) 14,060
69週(2/25~) 13,520
70週(3/3~) 21,008
71週(3/10~) 14,934
72週(3/17~) 12,874

11/5~2/3までの13週だけで612,840台も販売しています。PS4も同じような展開を見せればPS3の販売ペースを追い越します。ちなみにWii Uも12/16~12/22の1週だけで109,113台を販売している。その前後の週も7万台超え。2回目の年末商戦ではPS3もWii Uも大きな結果を残しています。

日本市場では据置ハードが売れていないというネガティブなイメージがあります。イメージというか実際その通りの結果なのですが。SCEも任天堂もMSも前世代機から販売ペースが減少している。しかしPS4は、この状態から抜け出せる可能性が大きくなってきた。前世代機と比較して売れていないというネガティブなイメージを払拭する意味は大きいと思います。PS3超えの瞬間に注目したい。

11月に値下げがあるかどうか
PS3が53週目に55,924台も販売したのは40GBモデル(39,980円)の投入があったからです。つまり従来の60GBモデル(59,980円)/20GBモデル(49,980円)から大幅な値下げ。それを機に年末商戦の波に乗って2月上旬まで持続しています。

PS4は今年の6/24(水)から新型「CUH-1200」シリーズがリリースされていますので、新しいモデルの投入は無いと思いますが、欧米でのPS4リリースから満2年を迎える今年の11月に値下げがあってもおかしくはない。でもPS3の時とは事情が違って、ハードセールスでは独走状態、元々の価格もPS3のロンチ時より安いという事で値下げを迫られているわけではない。満2年で値下げが来るかどうか微妙なところでもある。もう少し待って任天堂NX(仮)の動きも気にするかもしれない。

欧米は今のところ安泰とはいえ、同じく満2年で2回目のブラックフライデーに向けてXbox Oneが値下げで追い上げてくる可能性があるので、PS4も対抗策としての値下げは視野に入っているでしょう。Xbox Oneだけが値下げをして北米でのシェアを大きく伸ばすと旗色が悪くなる。

10/27のParis Games Weekが最重要
SCEが10月27日より開催されるParis Games Weekでメディアブリーフィングを行います。欧州最大の見本市であるgamescomをスルーして、この10/27のParis Games Weekを選択しました。11月に値下げをするなら10/27は発表の機会としては最適。

値下げとなると基本的にはワールドワイドな話になると思いますので、9/15の日本向けカンファレンスでは話がないと思います。特定の国だけでの値下げもありえなくはないですが。

日本市場は値下げがないと少し厳しい状況になっていると思います。MGSV:TPPで週販54,494台を達成しましたが、年末までのタイトルの中にMGSV:TPPの半分も売れるタイトルがあるかどうかわからない状況。PS3は2回目の年末から2月上旬までの13週間で612,840台も販売していますが、現状のPS4の本体価格と年末までのソフトラインナップでは、この数字には遠く及ばない結果になりそうです。しかし、9/15で国内向けの魅力ある発表と10/27での値下げや「アッ!」と驚く発表でドカーン!と来れば年末商戦で大ブレイクのチャンス。PS3は53週目で大ブレイクポイントを作っているので、100週目に近くなってきたPS4がで未だに「いつ出るかわからないソフト」の発表だけでは厳しい。まずは9/15に期待したいです。

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