北米版『MAD MAX(マッドマックス)』をプレイしました

10/1はソフトリリースが多いので『マッドマックス』は北米版を購入しました。

マップに目的地が表示される
言語は英語ですが、次の目的地はマップに表示されるタイプのゲームですので、今のところ進行で詰む事はありません。

L1でエイム、で銃撃
銃撃操作が少し特徴的で、デフォルトだとL1でエイムしてで銃撃。操作カスタマイズも不自由で、R1とボタンの機能入れ替えしかできない。

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PS4のボタン割り当て機能を使いえばL2でエイム、R2で銃撃も可能。デフォルトだとL2でジャンプ、R2でダッシュです。しかし、この設定ですと車の運転がL1ブレーキ、R1アクセルになってしまう。でも車両操作が重要なので、オススメできない設定。

銃撃はあまり使わないので、こういう操作になっているものと思います。私はゲーム内の操作カスタマイズで、L1エイム、R1銃撃、回避にしています。オープンワールドのゲームで銃撃メインのゲームも多々ありますが、このゲームはそういうゲームではありません。最初は「なんだこの銃撃操作?」と思いましたが、めったに使わないので問題なかった。

操作で他に気になる点としては、カメラ操作に少し慣性があって使いにくい。キャラクター移動時の慣性もあります。この2つの揺れによって、酔いやすさはあると思う。

リロードの音がデュアルショック4のスピーカーから出る
デュアルショック4のスピーカーを上手に使っています。リロードした時にデュアルショック4のスピーカーがカチャカチャ言いますので、臨場感が心地良い。

格闘はよくあるタイプ
洋ゲーでよくあるテンプレート的な格闘。で通常攻撃、でパリィからカウンター。を長押しすると強攻撃。パリィできない攻撃はR1/で回避。

戦闘中にカメラが近くなると迫力がありますが、敵に表示されるが見難くなる。

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基本的な攻略法ですが、雑魚敵はを同時に連打しているだけでノーダメージ勝利。ボタンのパリィは連打でも有効のため、この戦法が通用する。パリィ不能攻撃をしてくる敵に対してはR1/で回避が必要。

車両でのバトルと近接格闘が半々くらい
戦闘要素は車両でのバトルと格闘が半々くらい。オープンワールドのアクションゲームにおいて車両絡みの要素はウケが悪かったりもするので、車両での戦闘・移動を楽しめるかどうかが、このゲームを楽しめるかどうかの重要なポイントになってくる。

海外レビューでも「徒歩と車のアクションのバランスが絶妙」と、この2つの要素がほぼ半々であると言われており、また別のレビューでは「カー・コンバットがド派手でスリリング」と褒めていたり、「万人向けではないカー・コンバット」とクセがあると指摘していたりする。車両での戦闘が自分に合うかどうかという部分は、かなり重要。

格闘戦は上で紹介したようにを同時に連打しているだけでボコボコにできるパターンが多い。アクションゲームとしては歯応えがないけど、爽快感はある。海外レビューでも「接近格闘がシンプルでハメ易い」と指摘されていた。これは悪い点として紹介されていたが、俺Tueee的なロールプレイをしたい人には楽で良いでしょう。例えば砦で1人対20人くらいの格闘戦でもを同時に連打しているだけでノーダメージで勝てたりしてしまう。それこそケンシロウばりの強さ。ゲームバランスは崩壊しているレベル。

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強化要素
スクラップを集めてキャラクターのスキルアンロックと車の改造が可能。

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スクラップの入手は、特定の場所に落ちているものと敵を倒して入手するもの。特定の場所に落ちているものは、エリアにスクラップが何個あるかが表示されるので取り逃がしはわかりやすい。

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強化要素はゲームプレイの原動力になる。スクラップ集めのために寄り道する意味が出てきて面白い。

車ゲー
格闘は簡単なので、キャラクターの強化よりも車両改造がメインと感じる。車両と徒歩とのバランスは良いが、どちらかといえば車ゲーという印象。

バットマン:アーカム・ナイトでバットモービルが多用されすぎて評判が悪かったですが、それとは事情が違う。バットマンはキャラ自体に様々な技や特性があって、ステルスのゲーム性もしっかりしています。そこにバットモービルでの銃撃戦は求められていなかった。MAD MAXにおける車両はメイン要素。メイン要素としてしっかり作られています。「オープンワールドのアクションゲームにおいて車両絡みの要素はウケが悪かったりもする」とも書きましたが、それらのゲームでは車両がメイン要素とは言えない。

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敵の車両を奪って拠点に運べば自分の物にできます。車集めも面白い要素。

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メインミッション以外
メインミッション以外にやる事は、

・エリアの解放
・スクラップ集め→キャラクターと車両の強化
・レリック集め
・車集め

エリアに分かれており、エリア毎に敵の支配度が設定されている。塔を破壊したり、巡回しているトラックを破壊する事で敵の支配度が下がり、0まで下げると安全になる。

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・砦の攻略。砦は、まず車両で防衛システムを破壊して、その後に徒歩で侵入して中の敵と戦う。砦を攻略するとエリアの支配度を大きく下げる事ができるし、スクラップの入手も多い。

・コンボイトラックの破壊。決まったルートを巡回しているコンボイトラックを破壊するとエリアの支配度を大きく下げる事ができる。コンボイトラックには数台の護衛車両がいるので簡単ではない。

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・塔の破壊。塔を破壊するとエリアの支配度少し下げる事ができる。車両で突撃するだけで破壊可能。

・グーアイコンの場所には敵がいて、スクラップやレリックなども落ちている。

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・気球で周囲の観察。アサシンクリードの鷹の目システムそのまま。気球を開放して高い位置から周囲を確認する事で、周辺のイベントが確認できる。

・レースイベントへの参加。レースに勝つと車両を入手できる。

・「!」マークではサイドミッション。

どこかで見たようなシステムになっています。テンプレート的なオープンワールドゲーム。

車両バトルと近接格闘で敵の支配度を下げたり、スクラップやレリックなどを入手→キャラクターや車両を強化、という循環はゲームとしてハマっていると思う。ジワジワと敵の支配を下げ、ジワジワと自分を強化していくのは止め時がない作業だ。レビューでも言われているように単調さはある。「私自身は、一本調子な作業に満足感を覚えている」というコメントもあるように、この単調な作業を心地良く感じるかどうか。

なにが単調かと言うと、何をやるにしてもシンプルな「車両バトル」「車レース・逃走」「格闘戦」という事。ミッション内容にあまり工夫が感じられません。他のゲームだと例えばステルスだったり、様々なギミック、自分の選択で誰かの命運を変えられたり、尾行なり探偵ごっこなどなど工夫をこらしたミッションや攻略の自由度がある。

1080p/30fps
DigitalFoundryがフレーレートを解析していますが、ほぼ30fpsで安定。



日本版の規制
日本版の規制内容4種は発表されています。

・血しぶきの量を低減、血液の色味には変更なし
普通に車両バトルと格闘戦をやっていると北米版もグロさはまったくない。規制に「血しぶきの量を低減」と書いてあるが、北米版も「血しぶきなんてどこにある?」という状態。回避不能の突進攻撃を喰らった時のアレかな?カメラに3秒ほど血がついて、攻撃を受けた場所にも血が残る。他に特殊な武器・スキルで残酷攻撃ができるのかな?
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・部位欠損など、特に残酷描写がされている死体を削除
・部位欠損部分の切断面を暗色に変更
死体はけっこう落ちていて、内臓が見えているような状態も多い。これはプレイしていると「日本版では無くなりそうだなぁ」と思う。

・暴力的な表現を含むムービー内の1シーンを削除
オープニングムービーなのか他のシーンなのか、とりあえず1シーンだけ削除されるようだ。

北米版のゲームプレイで感じるグロさは落ちている死体。それは背景の一部なので、自らのプレイで発生するグロさと比較すると衝撃は薄い。残酷描写に関しては、日本の規制にガッカリする以前に北米版のマイルドさにガッカリすると思う。日常的にマチェーテで首をすっ飛ばせるようなゲームではない。格闘戦は素手での健全バトルが基本。そして半分は車両バトルなので人間はほとんど見えない。

メタスコア70点、ユーザースコア8.1点
現時点でのメタスコアは70点(49件)で低め、ユーザースコアは8.1点(597件)で高め。この差は納得できる。

Mad Max for PlayStation 4 Reviews - Metacritic

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ミッションの単調さや格闘戦のシンプルさと簡単さは、メディアとしては減点対象かと思う。でもユーザーとしてはシンプルに大暴れできて爽快感が得られて楽しいという気持ちもある。ミッションを多彩にするとメディアは評価を高くしてくれるでしょうけど、ユーザーからしたら面白くないと感じるミッションも出てくると思う。シンプルに暴れまわるだけで、一定の満足感は得られる。

AAA級タイトルのようなゴージャスさもないので、GTAやMGSV:TPPのようなAAA級タイトルと比較してしまうと、メディアとしては高得点をつける事はできないでしょう。

単調がゆえに車両バトルと格闘戦が自分にハマるかどうかでゲームの面白さが決まる。強化要素もこの2つの戦闘に繋がる。延々と続けたい心地良いリズムに感じるか、ただ単調だと感じて飽きるか。

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2015-10-01