日本語化されていた北米版『Citizens of Earth』古き良きコマンドRPG

北米Storeで今年の1月20日にリリースされた『Citizens of Earth』。
開発はEden Industries、販売はAtlusです。セール価格の$4.95で購入しました。

翻訳は完璧ですが不具合あり
翻訳自体は完璧に近く、フツーに日本でリリースされていてもおかしくない翻訳レベル。しかし、不具合があります。ゲーム内でソフトウェアキーボードが出る場面でフリーズもしくはクラッシュします。

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ソフトウェアキーボードは、新たに仲間が加わる場面で出現します。その場面だけ本体のシステム言語を「English」にして、ソフトウェアキーボードでの入力を終えてからまた「日本語」に戻せば問題は回避できる。

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ゲーム開始直後にMomが仲間になるので、システム言語が「日本語」だといきなりフリーズ。1階に下りるとBrotherも仲間になるのでまたフリーズ。しかし、その後は基本的に仲間にするためのクエストを行う必要があり、ソフトウェアキーボードが出る場面が予測できます。仲間の数が40人もいて多いので面倒なのは面倒ですが、やれない事もない。

古き良きコマンド式RPG
古き良きコマンドRPGです。シンボルエンカウントでバトルに入って、ターン制のコマンドバトル。

特徴的なのはMPにあたる「エネルギー」というシステム。エネルギーは1~45枠あって、通常攻撃を行うとエネルギーが回復する。溜まったエネルギーを消費して特殊攻撃を行う。
【修正】コメント欄から情報いただきました。最大5枠とのこと。

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MOTHERを意識したようなビジュアル
「MOTHERライクなRPG」とも紹介されていましたが、たしかにMOTHERっぽさはあります。

見た目はMOTHERっぽさはあるものの本質的には違うもので、糸井重里さんがゲームデザインを手がけたMOTHERの味があるはずもなく、MOTHER的な物は期待しないほうが良いかと思う。「っぽさ」は感じるけど、あくまで『Citizens of Earth』は『Citizens of Earth』。

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仲間集めが面白い
仲間が40人もいるという事で仲間集めが面白い。第2章になると、いきなり行動範囲が広がって、メインクエストを放置して仲間集めに奔走できる。仲間と出会ってスカウトクエストを達成すると仲間になるという流れ。

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仲間が持つ様々な才能
仲間には「才能」という特殊能力があり、これも面白い。戦闘の難易度を変えたり、マップにショートカットを作ったり、お尋ね者という名の中ボスをアンロックしたり、カメラの距離を変えたり、ファストトラベルができたりと実に多彩。これがあるから仲間集めと仲間の育成が面白い。単に数が多いだけという事にはなっておらず、ちゃんと魅力的な個性がある。

軽快
Eden Industriesは、『ルイージマンション2』などを手掛けたクリエイターらが多数在籍するゲームスタジオという事で、洗練された物を感じます。コマンドの操作は軽快、エンカウントは待たされずスムーズ、マップ切り替えのロードも早くてしかもオートセーブ、キャラクターの移動も速い。プレイしていてストレスを感じにくくて遊びやすいです。基礎がしっかりしていて粗が少ないゲーム。

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面白い
メタスコアは70点(20件)、ユーザースコアは7.0点(30件)で、意外に厳しいなぁと思いました。旧世代感のあるコマンドRPGを普通に作れば、こんなものなのかな。

Citizens of Earth for PlayStation 4 Reviews - Metacritic

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基本がしっかりしたコマンドRPG。でも平凡ってわけでもなく仲間集め+仲間の才能という特色がありますし、ちょっとダラしない副大統領が主人公というのも風変わり。でもここまで基本がしっかりしているなら、ストーリーは風変わりにするよりも、もっと王道を行ったほうが受けたのかなとも思う。

日本語プレイだと不具合がありますが、それを手間かけて乗り越えながらでも遊びたいと思える面白さがある。セール価格の$4.95だった事もあり満足度は高い。ここまでちゃんと日本語化してあれば日本でのリリースもあるでしょうし、面白い存在だと思います。

【追記】バージョン1.02で日本語が削除されました。