HDDとSSDのロード時間を比較 サイコブレイクのディスク版の謎

SSDを購入したのでHDDとロード時間の比較をしました。システムソフトウェアのバージョンは3.11。ソフトはサイコブレイクのみディスク版、他は全てダウンロード版。2回ずつ測定しています。

購入したSSDは『Crucial MX200 1TB』。PC・PS3含めて4台目のSSDですが、最初に買ったSSDがたまたまCrucialで、それからずっとCrucialを使って問題なかったので今回の4台目もメーカーを変える理由がなくてCrucial。

151128_SSD_001

Crucialは3種の1TB SSDをリリースしていますがMX200はハイエンドモデル。PS4はSATA2以下の速度しか出ませんのでSSDのスペック差は大した影響がないと思いますが、MX200 1TBは総書き込みバイト数(TBW)が320TBW。BX100とM550は72TBWなので大きな差があります。それでいて価格は大差なかったので迷わずMX200を購入しました。

アサシン クリード シンジケート (1.11)

 

行動 HDD SSD
ホーム画面からゲームを開始して
タイトル画面の「PRESS ○」が表示されるまで 
44.97
45.34
43.38
43.90
「続ける」からフィールドに切り替わるまで 1:06.21
1:13.00 
46.79
47.57 
列車の隠れ家までの高速移動(ファストトラベル) 22.33
27.33
35.85
36.12
列車の隠れ家から
シティ・オブロンドンへ高速移動(ファストトラベル)
41.24
44.00 
30.26
36.01 
DNAトラッカーで
ロンドンの物語/列車の隠れ家/メモリー3をリプレイ
選択からムービーに切り替わるまで 
52.52
58.66 
37.50
41.27 
死亡リトライ
シンクロ解除から再びフィールドに切り替わるまで 
55.31
56.21
46.24
47.60 


15~30%程度の高速化が見られた。このゲームに限らず、起動時はロゴが強制表示だったりするのでロード時間はあまり関係ない事が多いでしょう。ファストトラベルは列車の位置によって条件が安定しないのでムラがある。DNAトラッカーからのミッションリプレイと死亡リトライは条件が差がないのでわかりやすい。

ウィッチャー3 (1.11)

 

行動 HDD SSD
ホーム画面からゲームを開始して
タイトル画面の「ボタンを押して実行」が表示されるまで 
35.75
36.05 
32.83
33.15
「続ける」からフィールド(アッパーミル)に切り替わるまで 1:24.40
1:25.79
1:07.90
1:08.78 
アッパーミルからランヴェイグまでのファストトラベル
※大陸間移動
1:03.56
1:03.66
47.65
48.50 
ランヴェイグからアッパーミルまでのファストトラベル
※大陸間移動
1:24.09
1:24.66 
1:10.58
1:10.68 
アッパーミルからブルンウィクまでのファストトラベル
※一番近いファストトラベルポイント 
12.42
16.44
9.47
9.88


10~25%程度の高速化。長いロードはスマホを見てたりするので、あまり気にならない。近場へのファストトラベルが10秒未満になる方がありがたい。

ULTRA STREET FIGHTER IV (1.07)

 

行動 HDD SSD
ホーム画面からゲームを開始してBGMが鳴るまで 23.86
26.31
21.82
22.89
バーサスモードでSTAGE選択から試合前ムービーまで 10.08
10.15 
9.95
9.99 


HDDでもロード時間はほとんどなく、演出の待ち時間なので測定する意味があまりなかった。

サイコブレイク (1.08) ※ディスク版

 

行動 HDD SSD
ホーム画面からゲームを開始して
「PRESS ANY BUTTON」が表示されるまで 
46.60
46.92 
44.08
44.87 
ロードしますか?→「はい」から
CH.4のムービーが再生されるまで 
38.40
40.72 
38.38
38.45
死亡時に暗転してから
CH.4のムービーが再生されるまで
27.08
27.29
26.27
26.94 


このゲームだけディスク版。PS4はディスク版でもHDDにフルインストールだけど実際はディスクへのアクセスはあってギコギコ音が鳴っている。ロード短縮効果もまったく感じられず、ロード中にディスクがキュンキュン鳴っているしフルインストールしている意味がないように思う。ダウンロード版なら早いのかもしれない。

HDDとSSDとの比較ではなく、ダウンロード版とディスク版のロード時間を比較するというところで興味がある。

WWE 2K16 (1.02)

 

行動 HDD SSD
ホーム画面からゲームを開始して
タイトル画面が表示されるまで 
29.01
29.09 
25.78
26.11
PLAY - ONE ON ONE - NORMAL
STONE COLD vs SETH ROLLINS
START MATCHから入場シーンまで 
24.66
25.41
20.81
20.94 
PLAY - ONE ON ONE - NORMAL
クリエイト vs ARNOLD T1
START MATCHから入場シーンまで
35.91
43.38 
32.91
41.23
NEW CUSTOM SUPERSTARで
FACE TEMPLATEを切り替えて反映されるまで 
7.23
7.33 
7.22
7.25 


クリエイトモードなどでのロードが気になるゲームでもあるが、このゲームの場合はストレージを変えても大きな効果は無い。

torne PlayStation 4 (1.10)

 

行動 HDD SSD
ホーム画面からトルネを開始して背景が白くなるまで 6.68
6.68
4.96
5.25
PSボタン長押しから「アプリケーションを終了する」で
ホーム画面に戻るまで 
5.35
5.58
3.96
3.96 


意外に早くなった。55秒が40秒になるよりも5.5秒が4秒になる方が効果を実感しやすい。

Fallout 4 (1.01)

 

行動 HDD SSHD SSD
ホーム画面からゲームを開始して
タイトル画面が表示されるまで 
20.51
21.18
21.06
21.07 
18.57
18.74
「CONTINUE」からSanctuaryに切り替わるまで 1:02.81
1:05:45
36.85
38.35 
30.36
30.56 
SanctuaryからDiamond Cityまでファストトラベル 30.43
39.08
19.41
20.51
16.76
16.90
Diamond CityのALL FAITHS CHAPELの出入り(入-出) 6.20-9.77
8.05-9.47
6.32-8.05
6.33-8.05
6.05-7.82
6.08-6.70 
Diamond CityからVault 111までファストトラベル 27.08
30.71
18.79
20.02 
16.64
16.82 
Vault 111に出入りする時の暗転時間(入-出) 18.44-12.42
19.06-12.42 
15.34-12.19
15.55-13.29
8.92-11.39
9.32-13.87 


SSDを購入するきっかけになったゲーム。ストレージの影響を受けやすいゲームで、場合によっては50%以上のロード短縮効果があります。ファストトラベルが15秒程度で行えるのがとても有難い。SSHD(Seagate ST1000LM014 1TB)でも測定してみたら大きな差がありました。



Fallout 4の検証はEurogamerも行っています。

Faster hard drives boost Xbox One Fallout 4 performance - Eurogamer.net

151119_fallout4 ssd_001

Bloodborne (1.07)

 

行動 HDD SSD
ホーム画面からゲームを開始して
タイトル画面が表示されるまで 
33.21
33.43
29.38
29.88
CONTINUEから狩人の夢に切り替わるまで 10.68
10.77 
7.35
7.40 
狩人の夢からヤーナムの墓石 一階病室まで転送 30.03
30.61
18.82
18.87 
死亡時のロード画面表示時間 14.44
14.72
14.10
14.34 
ヤーナムの墓石 一階病室から狩人の夢まで転送 13.80
14.75
11.49
11.53


発売当初は死亡時のリトライロードが45秒ほどもあってロード時間が大きな問題でもあったBloodborne。しかしアップデート1.03で大幅に改善されました。今はHDDでもロードに問題はないレベル。SSDにするとエリア移動が30~35%ほどロード高速化される。

およそ15~30%のロード短縮

HDDとSSDの比較はロンチ時からやり尽くされた感があり、今さらでもあります。Youtubeでも「PS4 SSD HDD」などで検索すれば比較動画がたくさん出てきます。

多くのゲームで大体15~30%のロード短縮効果があり、中にはFallout 4のように50%以上のロード短縮効果があるゲームもあれば、サイコブレイクのように変化がないゲームもある。このへんはロンチ時の検証結果と同じですね。

サイコブレイクのディスク版

HDDとSSDの比較は今さらの事ですし、結果も思っていた通りでしたが、今回気になったのは唯一のディスク版でロード短縮効果がほぼ無かったサイコブレイク。ロード中にディスクがギコギコキュンキュン鳴っているし、ストレージを変えてもロード時間が変わらないって事で、サイコブレイクはフルインストールしている意味があるのかと疑問に思ってしまう。

IGNの検証ではBattlefield 4やCoD: Ghostsのディスク版がSSDによってロード高速化されているので、ディスク版でもストレージの違いに意味がある事は確かでしょう。たまたまサイコブレイクに変化が無かっただけで。

ロンチ時に海外サイトのアサシンクリード4の検証でDL版のほうがBD版よりもロードが早いという結果になっていましたが、DL版とBD版の比較は、まだ十分なデータがないように思う。フルインストールだから変わらないだろうと思われるところもあって、検証もされにくいのかな。

サイコブレイク
ベセスダ・ソフトワークス
2014-10-23



SSDは安定したロード短縮効果があるものの、PS4はSATA3の速度は出ないのでSSDの真価は発揮できない。性能と価格のバランスを考えたら1TBのSSHD、価格は考慮せず性能のみで選べばSSDというPS4ロンチ時の考えと変わらず。