PS2ゲームアーカイブス版(PS3)もキレイ
最初に知っておくべき事は、PS2ゲームアーカイブス版(PS3)もオリジナル版よりかなりキレイになっているという事。720pにアップスケールされていますし、スムージング機能もあります。当時、PS2をコンポジットケーブルやS端子ケーブルでSDテレビに繋いでいたのとは違って、今はHDMIケーブルでHDテレビに繋げていますので映像がシャープです。画像
オープニングのダンサー。PS4版は表情がはっきりわかる。キャラクターの表情がわかるというのは、かなり大きな違いだと思います。一列後ろのダンサーもPS4版だけはマスクのデザインが確認できる。[PS2ゲームアーカイブス - スムージング:切]

[PS2ゲームアーカイブス - スムージング:入]

[PS4]

村でトアン。PS4版はキャラクターのジャギーが消えていますが、万能ではありません。背景の柵はシャープとは言えない。
[PS2ゲームアーカイブス - スムージング:切]

[PS2ゲームアーカイブス - スムージング:入]

[PS4]

ダンサーの顔などは画像でも違いがよくわかりますが、やはり画像だと大きいテレビで実際に見た時ほどの差は感じにくい。比較のために交互にプレイしているとPS4版のキレイさがよくわかります。あと重要なのは動いた時に全然違うという事。PS2ゲームアーカイブス版は線がユラユラしたりチラチラしたりするのが目立って画面がうるさい感じ。
ダーククラウドは2000年12月14日リリースという事で、約15年前のタイトル。元々のテクスチャが粗いので、1080pにしても劇的に変わるわけではない。しかし、キャラクターのアウトラインがかなりシャープになっており、15年前のPS2タイトルがここまで生まれ変わるのは驚きです。新たな気持ちで遊べるレベル。
ローグギャラクシー ディレクターズカットは2007年3月21日リリースですので、ダーククラウドの頃に比べてグラフィックレベルも高まっているし、これをPS4のシステムで生まれ変わらせればダーククラウド以上に大きな効果が見えるかもしれません。
VITAリモートプレイにも対応
PS4で遊べるPS2タイトルの特徴は、
・1080pにアップレンダリング。
・1080pにアップレンダリング。
・トロフィー対応。
・シェアプレイに対応。
・ブロードキャスト配信に対応。
・フレームレートの向上。
これらがありますが、VITAでのリモートプレイも魅力。操作はVITAリモートプレイに最適化されていて、前面の左上がL2、右上がR2。 前面の左下がL3、右下がR3となっています。メーカーがVITAの操作最適化を考えてくれて嬉しい反面、『L2/R2ボタン搭載グリップカバー』が活躍できないので寂しい。
しかし、VITAリモートプレイの場合はSHAREとOPTIONSボタンがなくなります。VITAにはSHARE・OPTIONSボタンが無くて、SELECT・STARTボタンがありますが、それをそのままSELECTとSTARTボタンとして使う事になる。SHAREを禁止しているのではなくボタンが無い。
PS4でプレイする場合はタッチパッドの左がSELECT、右がSTARTになっている。SHAREボタンは問題なく使えます。
・フレームレートの向上。
これらがありますが、VITAでのリモートプレイも魅力。操作はVITAリモートプレイに最適化されていて、前面の左上がL2、右上がR2。 前面の左下がL3、右下がR3となっています。メーカーがVITAの操作最適化を考えてくれて嬉しい反面、『L2/R2ボタン搭載グリップカバー』が活躍できないので寂しい。
しかし、VITAリモートプレイの場合はSHAREとOPTIONSボタンがなくなります。VITAにはSHARE・OPTIONSボタンが無くて、SELECT・STARTボタンがありますが、それをそのままSELECTとSTARTボタンとして使う事になる。SHAREを禁止しているのではなくボタンが無い。
PS4でプレイする場合はタッチパッドの左がSELECT、右がSTARTになっている。SHAREボタンは問題なく使えます。
セカンドスクリーン機能で説明書が読める
PlayStation AppやVITAのセカンドスクリーン機能を使うと説明書を読む事ができます。日本でのリリース日と価格が気になる
PS4版の追加機能は満足度が高い。PS3のPS2ゲームアーカイブスには興味を持てませんでしたが、PS4のコレは購入したいと思える。北米版のPS2ゲームアーカイブスであるPS2 Classicsは基本価格が$9.99(極一部$14.99)。これがPS4になると$9.99と$14.99の2つが標準価格になっている。少し値上がり。日本のPS2ゲームアーカイブスは1,000円~1,234円のタイトルが多い。ダーククラウドは1,234円です。これがPS4版になると1,400円~1,800円くらいになるのかな?
北米でもPlayStation Experienceの直前に発表されて2日後にリリースという急展開でしたので、日本もいつ来てもおかしくないんじゃないかと思う。初回起動時に共通の操作説明があるのですが、それは日本語でした。

とても良いと思いましたが、問題は名称。北米ではPS2 Classicsという言葉は使っていませんが、このサービスの新たな名称も無い。日本でもゲームアーカイブスの名称は使わないほうが良いと思う。「ゲームアーカイブスの買い直し(しかも値上がり)」ともとられちゃいますからね。せっかくトロフィー対応、SHARE対応、グラフィック・フレームレートの向上をして生まれ変わっているのだから、新しいサービスとしてキャッチーな名称を考えたほうが良いと思います。