1/6まで半額(3,651円)の『ブレイドストーム 百年戦争&ナイトメア』コツコツコツコツ育てゲー

コーエーテクモ 年末年始キャンペーン 第一弾として1月6日まで半額セール(7,302円3,651円)されている『ブレイドストーム 百年戦争&ナイトメア』。PS3版『BLADESTORM 百年戦争』はプレイ済ですが、多くの新要素があるという事で、この機会に購入してみました。

『BLADESTORM 百年戦争』との違い・変更点
2007年8月30日にPS3でリリースされた『BLADESTORM 百年戦争』との違い・変更点。

グラフィックの向上
1080p/30fps
1080pに対応してグラフィックが向上。
30fpsという事ですが、実際は不安定な印象。 
ナイトメア編 ナイトメア編は、百年戦争編と世界のベースは同じですが、、史実とはまったく異なるオリジナルストーリーとして描かれます。プレイヤーは魔物の軍勢と戦うひとりの英雄となり、次々と発生する戦いに参加することで物語の謎に迫っていきます。
魔物
(ナイトメア編) 
ナイトメア編では様々な魔物との戦いが発生します。
ガーディアン 敵拠点に強敵であるガーディアンが拠点隊長として立ちはだかる事がある。ガーディアンには体力ゲージの別にあるブレイクゲージを減らす事でダメージを与えやすくなる。

個人的には、これはマイナス要素かと思う。ただ堅い敵を時間をかけてダラダラ削る感じになる。ブレイクゲージを削る→ライフを削る→あと少しでブレイクゲージが全快、という面倒かつ単調な戦闘。 
ザッピング 4つの部隊を方向キーで切り替えながらプレイ可能。部隊には「目標」「待機」「合流」という指示を与える事が可能で、「目標」を指定すれば特定の拠点を攻撃できる。 
軍団 1つの部隊では攻略が難しい場合など、プレイヤーの部隊を「合流」させて軍団にする事が可能。軍団は最大200人。 
派遣システム エディットモードで作成したキャラクターを「派遣」コマンドでアップロードすると、一定期間後に経験値やお金、アイテムを獲得して帰還します。

また、「来訪者」コマンドによって、他のプレイヤーが派遣したキャラクターをゲーム内に呼び込むこともできます。来訪者として登録されたキャラクターは、ゲーム中に敵軍の傭兵隊長として出現することがあります。来訪者キャラクターを倒すことで、そのキャラクターが所持しているアイテムを入手することができます。これは非同期オンライン要素として面白い。契約戦闘は淡々と繰り返す事になりますが、他のプレイヤーが作成したキャラが出てくるのは良いアクセントになります。
充実のエディット機能 キャラクターエディットが細かくできるようになりました。1ゲームで最大4人作成しますので、男女合わせて4人分のキャラを作れるのも嬉しいところ。
オンライン協力プレイストーリーモードの戦闘を他のプレイヤーと一緒に攻略できる「協力プレイ」は、1P(募集側)と2P(参加側)の2人のプレイヤーがそれぞれ最大4部隊を率いてミッションに挑むことができます。
オンライン対戦プレイ「対戦プレイ」では、1Pと2Pそれぞれが4部隊を率いて、さまざまなルールのもとお互いの腕を競い合うことができます。

軍団化で劇的に面白くなったエディット、複数キャラ育成、パーティープレイ
追加・変更点で一番良かったのかサッピング・軍団化のシステム。

最初は1キャラ1部隊ですが、名声の上昇とともに複数キャラを扱えるようになります。名声が★2になると2キャラ目を扱えるようになりますが、新たなエディットキャラを作成することになる。最終的には4キャラ4部隊になるので、エディットキャラを4人作成する必要がある。ドラクエ3の4人パーティーを作る感じで仲間を3人分エディットできるのが面白い。



戦場では作成した仲間部隊と別行動してもいいし、合流して軍団化してもいい。私は常に軍団化しています。1人目のキャラが騎馬なので、弓兵と相性が悪い。弓兵を倒してもらうための2人目を短剣兵にする事で弱点を補える。1人キャラだったら使わないような兵科でも、2人目~4人目なら気軽に使えるの遊びの幅が広がります。各部隊数十人ですので、軍団化すると映像的な迫力も凄い。

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この2人目~4人目の仲間キャラは決して脇役ではありません。例えば百年戦争編で2人目に作成した仲間をLv.30に育てているとする。新規でナイトメア編を始めた時に、このLv.30のキャラを主人公にしてスタートできる。エディットキャラはパーソナルデータとして共有されるので、1人1人が主人公になれる。4人分の育成が楽しめます。

もう1つ複数キャラプレイで面白いのが戦闘後のランキング。このゲームでは戦闘が終わるたびに功績のランキングが表示される。1キャラプレイだと大体自分が独走で1位になるようなバランスですが、複数キャラだと身内同士でランキング争いが白熱したりもします。

エディットキャラで親切なのは、名前と性別以外は後で変更可能だというところ。ですので、顔グラフィック作成に何時間も悩む必要はありません。名前と性別さえビシッと決めていれば良いです。

かなり使えるエディット派遣
タイトル画面のエディットモードから行える「エディット派遣」。ちょっとしたオマケかと思いきや、本編での稼ぎ以上に使えるモードでした。

派遣エリアと時間を指定するだけの作業。時間は1時間/3時間/6時間/12時間/1日/2日/3日の中から選択。

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時間経過して戻って来ると大量のSPと強力な装備品を持ち帰ってくれたりする。名声★3くらいまでですと、本編で商人から購入するよりも遥かに優れた装備品を大量に持ち帰ってくる事が多い。バランスブレイカーなほど。

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派遣すると言っても、そのキャラクターがゲームで使えなくなるわけではありません。普通に使えます。同時に派遣できるのは2人までですが、常に2枠とも派遣しておいたほうが良い。使わないのはもったいないです。

大量のSPと良い装備品が期待できるので、派遣した状態でゲームを終えれば、また起動するモチベーションにも繋がります。

無双ではない
PS3版の発売直前・直後は、ジャンヌ・ダルクが活躍した時代の百年戦争無双という誤解もありました。で通常攻撃してでチャージ攻撃するようなゲームでは、まったくありません。どちからかと言えばタクティカルなゲームで、オマケ程度のアクション性がある。コーエーの無双シリーズではなく、決戦シリーズに近い。

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プレイヤーは傭兵として小隊を率いる。

敵部隊に近づいてR1を押しっぱなしにすると自動で攻撃を続ける。で兵科毎のスキルが使える。大ダメージを与えるスキルだったり、一定時間防御力がアップするスキルだったり。スキルは使用後に一定時間経過で再使用が可能。ディアブロIIIみたいな感じですね。

戦場での目標は、目標拠点を制圧すること。真っすぐ目標拠点に向かってもいいですが、周辺の拠点を落としてからの方が目標拠点も制圧しやすいし、名声値・アイテム・ゴールドなども稼げる。

良くも悪くも、どの戦場に出てもプレイ感に大きな変化はない。

ゲームの流れ
1.契約戦闘を繰り返しこなしてキャラクター育成と名声値稼ぎ。
2.名声値が溜まるとシナリオ戦闘が発生するのでストーリー進行。

シンプルです。

シナリオ戦闘ではムービーでストーリーが描かれます。契約戦闘は淡々としていますが、シナリオ戦闘はストーリー性が濃い。シナリオ戦闘は消えませんので、じっくり稼ぎをしたければシナリオ戦闘を放置して契約戦闘で育成・稼ぎをしても良いです。

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名声値が仮限界値になってもシナリオイベントが続くケースがあります。その間に得た名声値は、名声の限界値上限が解放された後に追加されますので無駄にはなりません。

足の速い騎馬が楽
このゲームには様々な兵科があり、それぞれに相性もあります。でもゲームバランス的にはヌルめですので、単純に足の速い騎馬を育てるとプレイしやすい。騎馬が苦手とする兵科もありますが、育成すればゴリ押せる。

育成の基本は、まず「研究」をMAXにする事。「研究」は兵法書のレベルが上がるときに入手できるSPが多くなるので、一番最初にMAXまで上げておくのがベスト。
ステータス > 部隊 > 兵法書 > 騎馬の書 > サポートスキル 研究

グラフィックはイマイチ
グラフィックは旧世代感があります。キャラクターのモデリングや表情の動きにも古さを感じる。

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30fpsという事ですが、情報量が多いゲームという事もあり、けっこうカクカクッとする事もある。しかし、軍団プレイの迫力があるからガマンできる。60fpsにするために従来通りの1キャラプレイしかできないようなら面白さがガクンと落ちると思う。

実際のところHDリマスターとして見ても品質が良いとは言えない。これで7,302円という通常価格は強気すぎますね。

繰り返し戦場に出てコツコツ育成
派手さは無いゲームで、ゲームに慣れると同じ作業の繰り返しにもなってくる。でも地道に戦場で名声値をあげてコツコツ育成するのが面白い。作業的な育てゲームが好きなら向いていると思う。

無双ではありませんが、難易度は低めのゲームなので、ある程度キャラクターが強化されれば、敵を蹴散らして自分の小隊だけで次から次へと拠点を制圧できる。俺Tueee!的な爽快感があるゲーム。仲間キャラも使えるようになると、最強軍団を目指すところに面白味がある。最大4キャラ制になって育成の幅が劇的に広がった感じもします。

メタスコアは低評価
海外メディア受けは悪かったようで、メタスコアは58点(33件)。PS3版のユーザースコアは、28件ながら7.9点で、けっこう高い評価。

Bladestorm: Nightmare for PlayStation 4 Reviews - Metacritic

個人的には好きなゲームですが、万人受けするタイプのゲームではなく、好き嫌いが分かれやすいかと思う。ゲームシステムに触れてみるという点に関しては体験版があるのが有難い。

『ブレイドストーム 百年戦争&ナイトメア』体験版 - PlayStation Store

「体験版では“百年戦争編”の最初の戦いを試遊いただけるほか、70項目にもおよぶ細かな調整が可能なキャラクターエディットもお楽しみいただけます。」という事ですが、最初の戦いだけだと良い印象は伝わりにくいかと思う。私もPS3版以来の久しぶりのプレイでしたが、最初はあまり面白くなかった。ゲームに馴染んで、コツコツ育成する面白さにハマってくると中毒性がある。最近やったゲームですと『アスタブリード』なんかは冒頭の演出やシューティングの面白さがすぐ伝わってくるので、体験版があれば有利に働くと思いますが、育成の面白さがジワジワくるようなゲームは体験版だと伝わりにくいですね。

Amazonレビューで酷評の理由は不具合
Amazonレビューでは2.1点(48件)という低評価。

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1点という評価が最も多いのですが、発売当初はフリーズなどのバグが酷かったようですね。現在のバージョンは1.05で。2015年5月21日が最後のアップデートだったもよう。私は今のところフリーズはありませんが、不安は残りますね。

ちなみに私はPS3で初めてフリーズを体験したのが『BLADESTORM 百年戦争』でした。

2015.02.02 - Ver1.02
2015.02.04 - Ver1.03
2015.03.03 - Ver1.04
2015.05.21 - Ver1.05
アップデート情報 - ブレイドストーム 百年戦争&ナイトメア

不具合以外のマイナス点は、
・グラフィック
・価格
・無印からの進化が少ない
など。このあたりの不満は同意できます。私は3,651円のセールで買ったから納得できますが、発売日に7,302円で買って、この内容だったら怒れちゃうかもしれない。不具合も重なっていたとなるとなおさら。

楽しいけどセール価格が適正価格か
PS3版『BLADESTORM 百年戦争』をプレイした者としては、ザッピング・軍団化システムが思った以上に楽しい要素で良かったです。育てゲーの魅力がグンと高まった。エディット派遣システムも良い装備品を持ち帰ってくれるので成果報告を楽しみにしながらゲームを起動してしまいます。

新要素の味付けはツボを押さえていて良いのですが、PS4のゲームとしてはグラフィックやフレームレートに不満が残る。『ブレイドストーム』は新規IPで、システムやバランスに荒削りな部分もあっただけにフルプライスでリリースされた本作には大幅な調整も期待されたが、その期待に応えるほどのものは無かった。セール価格でこそ納得できる内容ではあります。