アーティスティックな演出+縦シューティング=『Prismatic Solid』

「PS Indies」今だけ、7日間限定!お買い得キャンペーンで購入した『Prismatic Solid』。通常価格1,296円のところが777円でした。

ゲームシステム
基本的は縦スクロールのシューティングゲームです。

/L2/R2 ショット
×// スウィープ
L1/R1 ウェポン切替
左スティック 自機の移動

ボタンが通常攻撃となるショットですが、L2やR2でも同じショットが撃てます。

自機の周りに3つのオプションがあり、これは敵の弾を防ぐシールドになります。

画面右上にウェポンアイコンがあり、L1/R1で切り替える事によって、ショットとシールドのフォーメーションが変化する。前方に強いショットを撃てるがシールドが後方に回って防御が甘くなったり、ショットは弱いが隙の少ないシールドで防御が安定するといった具合。

×//のスウィープは、必殺ボムのような攻撃技であり、同時に敵の弾を打ち消す防御技でもある。何発も使えるわけではなく、パワーアップアイテムを拾って画面左上のパワーアップゲージを溜める必要があります。パワーアップゲージを溜めるとシールドのサイズも大きくなるので、スウィープを使わずに防御を安定させるという選択もあります。

プレイしてみて特徴的に感じたのは、弾幕は避けるものではなく打ち消すものというところ。効果的なシールドポジションで打ち消すか、スウィープ技で打ち消すか。下記画像を見てもわかるように、避けるスペースはありません。

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全6ステージ x 3
全6ステージでゲームオーバーを繰り返して1周30分でした。2周目は2-1という表記で、目標スコアの設定も高くなっているので、1周して終わりというわけではありません。

2-1は1-1よりも難易度が高い。このゲームは難易度設定が無いので、1周目イージー、2周目ノーマル、3周目ハードといった具合になると思います。

アート色が濃い
「プリミティブな形状とソリッドな質感の抽象的な世界が広がる。瞬く閃光、砕け散る破片と火の粉の中で、バレットの海を泳ぐ。BGMはゲームミュージック界の巨匠、細江慎治と佐宗綾子が担当。」という製品説明とキラキラしたスクリーンショットでイメージできると思いますが、アート色が濃いゲームです。

多彩さとキラキラしたエフェクトが特徴ではありますが、美しい反面、見難いところも多々あります。目が疲れてしまう感じもする。このゲームはアーティスティックな演出と縦シューティングゲームの組み合わせですが、エフェクトの主張が強すぎてゲーム性を損ねている部分も感じました。見難くて死んだとか、よくわからなくて死んだというのはシューティングゲームとして面白くないところ。慣れると適応できますが、初回プレイ時はストレスも感じるかと思います。

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オマージュ
ゼビウスやギャラガらのオマージュと感じられるような部分もあり、アートの中にもシャレが感じられる。

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ウェポンとシールドの切り替え
ウェポンとシールドの切り替えは、ゲームらしいシステム。敵の種類によって使い分けるのは、ゲームとしての手応えを感じます。ちゃんとゲームしているなという感じです。

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Xbox360版との違い
このゲームはXbox360版で80MSP(約100円)でリリースされています。PLAYISMブログでPS4版とXbox360版の違いが説明されていました。

●Xbox360版との違い
・グラフィックのHD化
・ランキング、トロフィー等PSNの機能追加
・チュートリアル追加
・ステージ選択追加(1度到達したステージからプレイ開始が可能に)
・3周クリアでちょっとしたオマケ
・その他、細かいバグFIXや遊びやすさの改善
・もしかして誰も気づかないんじゃないかレベルでのグラフィック面のさらなるつくり込み

Xbox360版の約100円という価格とPS4版の1,296円→777円という価格には大きな差がありますが、PLAYISMブログにも「PS4版も確かに大幅な追加要素はないものの」と書いてあるように、内容に大きな差はないみたいです。でもPS4版だけをプレイして、価格的な不満は感じませんでした。

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アート系と言えるようなゲームは多いですが、このゲームは基本システムが縦シューティングゲームなので、鑑賞系や雰囲気ゲーではありません。普通に縦シューティングゲームとして遊べる。エフェクトの派手さが少しプレイの妨げになる事はある。

アート一辺倒なゲームではなく、ウェポン&シールドポジション切り替えだったり、パワーアップゲージを溜めてスウィープを使うか大きなシールドのまま保つかというところも戦略性がある。シューティングゲームとしてのデザインにも面白いところがあります。

エフェクトに慣れた後、シューティングゲームとしては特別に良いわけでもなく悪いわけでもなく、そこそこ楽しめました。Xbox360版の100円なら気軽にオススメできるところでしょうけど、PS4版はインディーズのゲームとして普通の価格なので、価格なりの満足度はあったというところです。

低価格のゲームの時に毎回のように「価格なりの満足度はあった」と書いているような気もしますが、実際にこの価格でこれだけ遊べれば十分というところで、多くのゲームが一定の基準をクリアしている感じです。昨年はプラチナトロフィーの獲得に熱くなる事も多かったですが、元々はゲームの触り始めと少し慣れてくるあたりまでの遊びが好きなので、低価格でいろいろ遊べるインディーズタイトルは良いものです。