車内にいる感じがリアルそのものだった北米版『Driveclub VR』

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北米ではPS VRロンチだった『Driveclub VR』($39.99)をプレイしてみました。VRによってドライビングシミュレータは非常に大きな前進をしたと思いました。

最初に環境を確認しましょう 

『Driveclub VR』以外でもそうですが、PS VRをプレイする前に環境を再確認しましょう。部屋を暗しくして、カメラの範囲内にある光源はなるべく遮断すること。

私は明るい状態で『Driveclub VR』をプレイしてしまい、トラッキングが不安定になりました。具体的には、シートの位置が頻繁に再調整される現象です。暗くして光源も遮断すると安定しました。

車内にいる感じがリアルそのもの

『Driveclub VR』で度肝を抜かれたポイントは、車内にいる感じがリアルだったところです。横を見れば助手席があり、後ろを振り向けばシートの間からリアウインドウが見える。

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運転中、バックミラーやサイドミラーを見る感覚も、実際の車と同じ。PS VRはゲームの世界に入るという感覚ですが、これも本物の車の中に入った感覚。各種ミラーを見る動きはゲームプレイにも影響を与える部分ですね。

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VR登場以降は、ドライビングシミュレータを名乗るならVR対応じゃないと話にならないくらいの差があります。 

リプレイ機能が面白い

車内にいる感じがリアルに近くて、それを生かしたリプレイ機能が最高でした。自分が走った記録であるゴーストカーの助手席に乗れます。これが素晴らしい。自分がドライビングする車の助手席で360度自由に見渡せる。ドライバーのビジュアルをなんとかすれば、ドライブデートな遊びにもなるかと思いました。

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$59.99レベルのゲームモード

『Driveclub』をベースにしたソフトですので、ツアーイベントなどのゲームモードは充実しています。$39.99ですが、ゲームモードのボリュームは$59.99クラス。

 

挙動もそのまま『Driveclub』な感じです。デフォルトで操作アシストが効いているので走りやすいです。初心者でもオートブレーキのおかげでコースアウトしにくいかと思う。

グラフィックが粗い

このゲームには2つの大きな欠点があり、まず1つはグラフィックの粗さ。『Driveclub』はグラフィックの美しさが魅力でしたが、『Driveclub VR』では低解像が露骨に伝わってくる粗さになっています。

 

近くの物は悪くなくて、まるで実写のようにも見えますが、遠くは蜃気楼がかかったようにボヤける。このためコースが見難くなるのは大きな障害。

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車内にいるという感じがリアルなので、景色を見るのも楽しみたいのですが、今の粗さだと景色の美しさは楽しみにくい。

粗い風景ではありますが、その場所にいるという感覚と、車内から見る景色という感覚は、これまでは感じられなかったレベルでリアル。

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酔いやすいらしい

2つめの大きな欠点は、酔いやすいということ。私は酔わなかったので「らしい」ですが、海外レビューやTwitterでは、酔うという報告が目立ちます。

酔ってゲームにならないという理由で、海外レビューでは1点という評価もあり、それが総合評価を大きく下げる要因にもなっています。酔いやすい人にとっては、まったく遊べないゲームですので致命的な問題です。

Choke Point | 『DriveClub VR』海外レビュー

PlayStarion 4 Proでどうなるか?

私は酔いはなかったので、解像度が低くて粗いことが大きな問題になりますが、PS4 Proで変わるかどうかが非常に気になるポイント。吉田修平氏は「中にはびっくりするほどグラフィックスが綺麗になるものがあります」と語っていましたので、もしかしたらSIEのタイトルである『Driveclub VR』もそうなるのかもしれない。解像度とフレームレートが高まって、酔いが軽減されるのかも気になるところ。PS4 Proは予約済なので、手元に届いたら確かめてみます。

 

PS4 Proで劇的に変わるなら、ゲームとしても化ける。現状は、VRとドライビングゲームの相性の良さを感じて衝撃はあるものの、じっくり遊びたいグラフィックではないです。単に「テクスチャがのっぺりしている」とかなら問題ないですが、蜃気楼がかかったようにボヤッとして見難いのはプレイしていて面白くない。

 

北米では10/13のロンチでしたが、日本ではPS4 Proが発売後の11/17の発売です。

 

【PS4】DRIVECLUB VR

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