ゾンビを撃つ、というリアル『Arizona Sunshine (北米版)』

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北米Storeで2017年6月27日にリリースされたPS VR専用タイトル『Arizona Sunshine (北米版)』($29.99)。シューティングコントローラーにも対応しています。

基本操作(シューティングコントローラー)

L1 物をつかむ、ドアや引き出しの開閉
R2 銃撃
L2 or L3 ダッシュ
リロード
武器の切替
L1+×

手榴弾のピンを抜く
(L1で手榴弾を持った状態で×)

方向キー下

右スティック下

反転

基本操作はシンプルでわかりやすいです。

リロードは10発単位で、弾が残っている状態でリロードしてしまうと、残っていた弾を捨ててしまう。FPS/TPSで頻繁にリロードする癖がついていると、すぐ弾切れになる。

武器は3種類持てます。重要アイテム(車のキーなど)が武器の枠になることもあり、そういった場合は武器2種と重要アイテム1をボタンで切り替える。

食べ物での回復は、L1で食べ物をつかんで、それを口元に持ってくると食べるという操作。

ドアや引き出しを開ける時はL1をタップすれば全開です。最初はそれに気付かずL1でつかんで引っ張っていました。

SETTINGS(設定)

基本操作よりも設定の方が大事です。特に重要なのが「MOVEMENT」の項目。

MOVEMENT

プレイヤーの移動方法。

【TELEPORT】ポイントを指定して移動。

【WALKING】左スティックでのフリー移動。

FORWARD DIRECTION

前進した時に進む方向。

【HAND】銃を向けている方向に進む。

【HEAD】顔が向いている方向に進む。

ROTATION

右スティックの視点切替方法。

【INCREMENTAL】一定角度での切替。スナップ切替。

【SMOOTH】滑らかな切替。

ROTATION ANGLE スナップ切替の角度。デフォルトは60度。

 

MOVEMENTのデフォルトが 【TELEPORT】でしたので、私は【WALKING】に変更しました。右スティックの視点切替は【INCREMENTAL】にしました。【SMOOTH】を試したら変な汗が出て、こみ上げてくるものがありましたので二度とやらないと思います。

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シューティングコントローラーの精度は70点くらい

シューティングコントローラーの精度は『Farpoint』を90点とするなら『Arizona Sunshine』は70点くらい。不安定さを感じるとこもありますけど、十分遊べる範囲。『Arizona Sunshine』は後付けの対応かと思いますので、トータルで見ると『Farpoint』ほどのフィット感はないです。

 

銃が少しブレるのが気になります。『Farpoint』は現実で持っているシューティングコントローラーとゲーム内の銃がほぼ一致している感覚で使えましたが、『Arizona Sunshine』は認識のズレや銃のブレが気になる。アイアンサイトを覗くために構えた時のフィット感が不安定です。実際の銃を使うようにアイアンサイトを覗いての銃撃ですので、微妙なズレやブレが気持ち悪くなります。

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そこまでデタラメではなくて、ちゃんとしている時はちゃんとしていますけど、不安定さもある。卓球ゲームの時にも書きましたが、VRの世界では小さな不安定さが大きな違和感に繋がります。ここがアップデートで少しでも改善されれば劇的に良くなる可能性もある。

これが初めてプレイするシューティングコントローラー対応ゲームなら気にならなかったかもしれません。『Farpoint』と比較すると差を感じる。

 

アイアンサイトでの多少の狙いにくさはゾンビが迫ってくるハラハラ感があって楽しいところでもあります。慣れてくると感覚的に狙い撃てるようになってきて、最初ほどは気にならなくなってくる。銃弾に余裕が出てくると、アイアンサイトを見るより腰だめ撃ちで撃ちまくったほうが楽。腰だめ撃ちの場合は、精度はまったく気にならない。

実際に銃を構えて、迫ってくるゾンビを撃つ。このゾンビを撃つ、というリアルが体験できるのが最高なところです。

グラフィックは『Farpoint』くらい

『Farpoint』と同等ぐらいのグラフィックかと思いました。簡素でゴチャゴチャしておらず、チラつくポイントも多くはなかったです。

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軽度の酔い

酔い具合を示すのは難しいですが、『Farpoint』より、少しだけ酔いやすいという印象。

『Farpoint』は酔いにくいようにかなり気をつかっていたと思います。『Arizona Sunshine』は暗い場所、狭い場所、地面の凹凸での揺れ、一部ステージでのチラつき、オブジェクトの引っかかりの違和感などで、酔いやすさに差が生まれているのかなと思う。軽度の酔いを感じつつも、最後まで遊べました。VR慣れしていない人はキツいかもしれない。

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オーソドックスなチャプタークリア式

チャプタークリア式のゲームです。道中のゾンビはデッドライジングの雑魚ゾンビみたいにまったりしている。各チャプターの要所で、大量のゾンビが襲ってくる場面が用意されている。

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雑魚ゾンビを倒しながら進み、鍵のかかった扉やクランクが必要な場所で行き詰まったら、周囲を探索して鍵やクランクを探す。探索中のイベントで、大きな音が鳴ってゾンビがワラワラ襲ってくるという具合。同じことの繰り返しで単調と言えば単調ですが、シューティングコントローラーでゾンビを撃ちまくることが一番楽しいゲームですので、これで良いと思います。

 

オーソドックスかつシンプルなので、言語がわからなくても問題なかったです。スキルや強化要素といったものはありません。

難易度は易しめ

『Farpoint』に比べて、通常難易度がかなり易しい。初見で死ぬポイントがなかったです。ボスがいないゲームで、雑魚ゾンビ、走るゾンビ、少し硬いゾンビ、防具つきゾンビくらいしかない。遠距離攻撃もされません。硬いゾンビも防具つきゾンビもさほど強くなく、ひっくるめて全て雑魚ゾンビ。生死の緊張感よりも、ゾンビを気持ち良く撃ちまくることを重視しているような難易度。

 

デフォルトがポイント指定で移動するゲームですので、それを基準に難易度が考えられているのかなとも思う。激しい動きを求められない。

キャンペーンとホード

ゲームモードはキャンペーンとホード。

キャンペーンはクリアまで3時間20分くらいでした。

ホードモードはWave制で押し寄せてくるゾンビを撃退するモードです。マルチプレイとオンラインランキングにも対応。

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トロフィーに日本語あり

北米版の『Arizona Sunshine』に日本語は含まれていません。

しかし、トロフィーには日本語が含まれていましたので、日本版のリリースも視野に入っているようです。これに限らず、VRのゲームは日本版もリリースされることが多く感じます。シェアが小さいので、日本市場を含めて少しでも広く売り出したいでしょうかね。

キャンペーンを1周クリアした時点でトロフィーは60%でした。

安い

とても楽しめましたので$29.99は安いと思いました。やはりシューティングコントローラーの魅力が大きくて、これでバンバンとゾンビを撃っているだけで楽しい。シューティングコントローラーの魅力が大きいだけに、アイアンサイトを使う時は安定性がもう少しほしいと思ってしまう。アップデートで少しでも改善されると嬉しい。

 

軽度ですが酔いの問題はあります。フリー移動はVR慣れしている人向け。

 

このシューティングコントローラー、VRゲーム以外でも活用してほしいと思う。これほど銃撃が楽しくなるのに対応タイトルの少なさが問題点。『Arizona Sunshine』はシューティングコントローラーに対応してくれたことが素晴らしい。

 

『ZOMBI U』を思い起こさせました。新しいデバイスでのゾンビゲーム。

 

PlayStation VR シューティングコントローラー (VR専用)

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