『巨影都市』クリア後の感想

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『巨影都市』プラチナトロフィー獲得後の感想。

絶体絶命都市っぽい

このゲームのディレクターは『絶体絶命都市』シリーズの九条一馬氏。ゲームの雰囲気も似ていて、『絶体絶命都市』シリーズのスピンオフ作品といった感じ。災害がゴジラなどの巨影になったという具合ですね。細かいシステムは違いますけども。

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バカゲー

シリアスさもありますが、バカゲーの部分が色濃くて、シリアスな部分に違和感を覚えるほど。選択次第ではシリアス展開で進められるかもしれないけど、もう選択肢が表示された時点でバカゲー。選択肢や行動の面白さが大きな魅力。

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小さな分岐はあるものの、選択によって物語の展開が大きく変わることはありません。でも、全ての選択を見てみたくなるようなゲームです。

易しい

ゲームとしては易しめの作り。管理する値は体力とスタミナのみで、体温等のシステムはありません。セーブポイントでも回復するし、回復アイテムも多くて簡単に回復できる。

人や小型の怪物に追われることもありますが、画面に!と表示されたらボタンを押すだけの簡単回避システム。

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ただ、初見殺しのようなポイントも多々あり、死んだ後のロード待ちは長め。昔のゲームでなら普通ですが、現代のゲームはロード後のリトライ早さにこだわった作品も多いので、通用しなくなってくるかと思う。

絶体絶命都市シリーズのネタが豊富

『絶体絶命都市』シリーズに出演していたキャラクターが多く出てきます。と言っても本作の物語に関わるという形ではなく、エキストラみたいなカメオ出演。絶体絶命都市シリーズをプレイしている人ならクスッとしたりニヤッとしたりしますが、知らなくてもただのエキストラなので問題ない。

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処理オチが目立つ

『絶体絶命都市』シリーズも処理オチが目立ちましたが、『巨影都市』も同じ。「らしさ」は感じちゃったものの、肯定できる部分ではなくダメなところです。1周目はフレームレートが低いと感じる程度で、大きな処理オチは無かったのですが、2周目以降に酷くなりました。

 

グラフィックも粗めで、PS2/PS3/VITAのリマスター版のようにも感じる。もともとはVITAとのマルチが予定されていたこともあり、携帯機スケールのゲームだとも感じました。

1ステージ30分ほどで遊びやすい

1ステージ30分未満でクリアできて、アニメを1話見る感覚でプレイできる。ステージクリア後の新聞記事も面白いアイデアで、プレイヤーがとった行動が記事になっています。

 

ストーリーは淡泊な印象で、最後以外は大きな進展がない。ひたすら逃げるだけという感じでもある。その中で選択肢の面白さや、巨影の出現をテーマパーク的に楽しむ。

 

Twitterを見ると巨影の原作再現ネタが好評のようです。が、私は原作を知らないのでネタがわからず。興奮しているTweetを羨ましく眺める。

バカゲーとして楽しめれば

1周クリアは8時間未満でしたが、選択肢の豊富さと男女2人の主人公に4人のヒロインもいて、最低でも2周はしたいゲーム。

 

現代のゲームとして見ると低クオリティでアクション自体は単調でもある。『ウィッチャー3』や『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』ら、すごい洋ゲーと比較すると同じハードとは思えない差がある。ゲームとして評価すると低い点数になるでしょうけど、他のゲームにはない魅力があって面白い。こういう個性的な魅力を持ったゲームがPS4でプレイできて嬉しい。

初めての巨影との遭遇は大興奮しましたし、その後の歩道橋での行動は大笑いしました。このゲームの魅力がつまったステージ1を体験版として配信すればいいのになぁと思う。

 

技術的な問題を許容しつつ、巨影の原作ネタや『絶体絶命都市』シリーズみたいな雰囲気を楽しめるかどうか。北米版を出せばメタスコア65点くらいになりそうですけど、スコアでは伝わらない面白さがありますので、8,856円は高いかもしれませんが、いずれセールされた時にでもプレイする価値はあるかと思う。

 

【PS4】巨影都市

【PS4】巨影都市