世界基準の新規タイトルとしての『モンスターハンター:ワールド』

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2018年1月26日(金)にリリースされた『モンスターハンター:ワールド』。思っていた以上に楽しく、盛り上がった3日間でした。

久しぶりの『モンスターハンター』

私は『モンスターハンター』シリーズとは縁遠くて、最後にプレイしたのは3DSの水中戦があるものでしたので2011年12月10日の『モンスターハンター 3G』かと思います。

 

『モンスターハンター』シリーズは、複雑化していて新規では入りにくそうな印象を持っていました。ゲーム内容以前にタイトルと対応ハードを把握するだけでも大変。今回、久しぶりの据置機でのフロンティアではないモンハンであり、タイトルに『ワールド』ともあるように世界同日リリースでワールドワイドを意識したような新作。それが良い変化を生んでおり、モンスターハンタービギナーの私でも攻略情報等は不要でゲームに入りこめました。基本操作のチュートリアルは丁寧ですし、最初からいろんなシステムをぶっこんでこずに、ゲームを進行していくと少しずつアンロックされるので覚えやすかった。

ありがたいダメージ表記

βでもう馴染んでいますが、ダメージ表記は有難い。どの部位にどんな攻撃をすればどれくらいダメージが当たるのか、切れ味が落ちるとダメージがどれくらい落ちるのかとか、攻略情報に頼らずとも自分で見て考える材料になっている。

リアルにやるならダメージ表記はないほうが良いんでしょうけど、10分以上のボス戦を繰り返し、感覚で覚えていくのは新規ユーザーには壁が高すぎるし、面白くなる前にやめちゃうかとも思う。数字が見えることで、やったことに対する手応えを感じやすい。

 

数値が全体的に低いのも地味に嬉しい。ダメージ7だったのが強化で10になったとか成長がわかりやすい。ドラゴンクエストみたいな数値の感覚。1000~1300の幅だったのが1100~1400に成長してもわかりにくいですからね。

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強化素材が戻ってくる

武器の強化を戻して素材も戻ってきます。これもコアユーザーからしたらヌルい仕様かもしれないけど、ゲームに慣れてない側からすれば、いろんな武器を試しやすくて嬉しい。お金は戻ってきませんけどね。

 

とりあえず太刀から始めましたが、強化素材が戻ってくる仕様のおかげで気楽にヘビィボウガンや弓も試せた。武器選びの幅が広がりやすくなりました。とりあえず作って使ってみて試せる。

新大陸の探索が楽しい

新しいエリアを「探索」するのがとても楽しい。『マスエフェクト』で未知の惑星に降り立った時の感覚。これがいきなり「クエスト」になるとクエスト達成のために動くことになるけど、「探索」は文字通りの探索で自由に動けてワクワク感が良い。

 

導蟲による「痕跡」発見もハマっており、いきなり姿を見るわけではなく、まずは未知の大型モンスターの痕跡を発見して、これもワクワクさせられる。未知のエリアで未知の大型モンスターの痕跡。

 

地図を埋める遊びも楽しい。自分で見つけた採取ポイントは自動で地図に記録される。まっさらな地図に採取ポイントを記録して地図を完成させていく。

 

連続採取ができるポイント以外は採取のモーションが瞬時なのも快適ですし、ピッケルや虫網も不要で便利。昔感じた「ちょっと煩わしい要素」が削がれている印象。昔から馴染みあるユーザーなら「それがモンハンだ」くらいの思い入れはあるかもしれませんが、ワールドワイドを意識してリブートするにあたり、変更したのは正解かと思う。

アイテムBOXがそこら中にあったり、キャンプで食事やアイテムの変更ができたりと、プレイしやすさはかなり考えられている。

ハードなアクション

ソロで進めていますが、「モンハンって、こんなにハードなアクションなのか」という印象。

 

序盤は楽だったのですが、トビカガチとアンジャナフのクエストで2回倒れてギリギリクリア。「けっこうハードな調整で良いなぁ」と思って進めていたところ、リオレウスに瞬殺されて、その後も数回クエスト失敗。あまりの死にっぷりで仁王を思い出しました。ようやく勝てた時もギリギリで、思わず大声を出してしまうような達成感。討伐の喜びは最高でしたが、リオレウス戦は面白くはなかった。見難くて足場も制限されるエリアで素早く大きく動くリオレウスを相手にするので、よくわからないままに即死コンボみたいな攻撃を喰らうのはストレスでした。ソロだとリオレウス戦が大きな壁になりそう。

その後のボス戦は、また楽しいハードなアクションに戻りました。

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アクションの楽しみ方の幅が広いのは、さすが歴史あるシリーズだと思う。太刀とヘビィボウガンでは別ゲームのような違い。強化素材が戻ってくるおかげで、いろんなアクションを楽しめる。

操作性が良い

据置機ということで大画面と持ちやすいコントローラー、把握しやすい音。

 

何より良かったのがL1+右スティックでアイテムが使用可能な操作。昔やった『モンスターハンター 3G』ではアイテムの選択が独特で苦手でした。今回は8種類のアイテムが瞬時に使用できて気持ちいい。一応、8種類が3パターン設定可能ですけどね。

使い慣れた右スティックで、ヘビィボウガンと弓もTPSとして十分な操作性。

 

動かしていて楽しさを感じる。

自分好みの装備生産と強化

序盤は、わりとリニアにクエストを順にこなしていた感じですが、序盤の大きな山場を越えてからグッと自由度が増した印象。装備と強化の選択肢が増えましたし、ちょっとストーリークエストは休憩みたいな状態にもなる。

 

最初は「シンプルすぎるかな」とも思っていました。しかし、クエストを進行させることで強化要素や便利施設がいろいろアンロックされていきました。もし最初から全部の要素が使えたらわかりにくくて馴染みにくくなっていたと思います。

世界基準の新規タイトルとしてリブート

PS3/Xbox360時代、国内メーカーが海外を意識して失敗するようなケースが多かったのですが、『モンスターハンター:ワールド』の出だしの大成功には驚かされました。メタスコアは91点(47件)。

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リリース直前には各国のAmazonランキングでゲームソフトとして1位。ゲーム部門としてはPSNカードが1位であり、欧米では半数ほどがダウンロード版ですので、パッケージ版+ダウンロード版の売上となると、かなり多いと思います。

世界基準になったことで、もう「G」とか「X」とかのアップグレードはなくなりそう。無料アップデートと有料DLCで成長させ、一通り揃った頃に全部入りのバージョンを出すという王道の展開になるかと思う。

ただでさえ海外を意識するのは難しいのに、日本に馴染みまくったビッグタイトルを、評価・セールスともに「ワールド」として成功させたのは本当に凄いこと。

 

日本でも品切れや品薄を報告するショップもあり、これまでの最高記録である『ドラゴンクエスト11』の売上を超えてきそうな勢い。週明けにはカプコンが景気の良い発表をするのではないでしょうか。

 

人気がありすぎてサーバートラブルは喜べないところではありますが。ソロだとダメージを感じないですけど。

 

『モンスターハンター:ワールド』は、便利システムとか煩わしさの削ぎ落しとか、いろいろひっくるめて世界基準の新規タイトルとしてリブートされている印象。ゆえに、これまでモンスターハンターシリーズと縁遠かった私も入りやすかった。海外の据置機でプレイする新規ユーザーを意識してくれたからこそ、国内でモンスターハンターと距離を置いていた人も入りやすいゲームになったのでしょう。

 

今までは大流行しているのを遠くから眺めて気後れしてしまっていたシリーズでしたが、これが良い機会となり、いよいよハンターらしくなれました。

 

とりあえず、最高です。

 

モンスターハンター:ワールド 攻略ガイド

モンスターハンター:ワールド 攻略ガイド