もっとも運動量が多いPSVRゲーム『Sprint Vector (北米版)』を少しプレイ

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2018年2月13日に北米Storeでリリースされた『Sprint Vector』を少しだけプレイしました。『Knockout League』以上に激しいスポーツですので、少しだけのプレイ。

基本操作

Move2本持ちのゲームで、立ちプレイ推奨。

 

腕はスピードスケートのような振り方。ランニングと違うのは腕を伸ばして振り切るところです。腕を前に出している時にTボタンを長押し、振り切る直前くらいにTボタンを離す。左右交互に行い、常に腕を振り続けてスケートする。Mボタンで同じ動作をするとジャンプ。

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プレイヤーが向いている方向に進みます。立ちプレイで180度くらいは動く必要がある。×で視点切替も可能ですが、ハイスピードなレースの中ではやや使いにくい。

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ハイスピード状態で片側のT+Mを長押しするとドリフト。

 

つかめる壁はTでつかむ。ボルタリング専用のゲームを出してほしいとも思った。現実では登れないような超高いビルや岸壁に登ってみたい。

 

Tをダブルタップすると射撃。
Tをダブルタップから長押しするとアイテム使用。

 

空中で両手をスーパーマンのように前に突き出して飛行。手を上下にすることで横移動。

 

最初に覚える事が多く、4項目のチュートリアルがあります。チュートリアル自体は丁寧で、動画付きで教えてくれるので英語がわからなくても大丈夫。

チュートリアル自体はわかりやすいですが、いきなり多くの操作を詰め込まれる。もっと楽しくゲームに含めてほしかったと思う。例えば最初はスケートとジャンプだけを覚えさせて、それで何とかなるレースを用意して覚えさせたところで、次は壁登りを教えるとか。

今のところ認識範囲にやや問題

『Raw Data』と同じ開発元であり、『Raw Data』もPCベースでしたので最適化に問題を感じましたが、それと同じくPSVRにフィットしていないところも感じる。

 

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PSVRは座りプレイ推奨ですが、これは立ちプレイ推奨。立って手を下げた状態でキャリブレーションしますが、壁登り操作では手を上げますので、上下に広いカメラの認識範囲が求められる。私自身がこのゲームの立ちプレイにおけるカメラ設定を煮詰められていないこともあり、上手く認識されない事もありました。全体的には中々良い認識精度なのですが、ちょっとした認識のズレで気持ち良くアクションできなくなる。卓球の『VR Ping Pong』の時にも書いた「VR空間だからこそ微妙なズレが非常に気になる」というのを改めて感じた。PC版の評価が高いのはよくわかります。基本のアクションは最高に楽しいので、認識の問題で水を差されなければ手放しで褒められると思う。

マリオカートみたいなレース

このゲームはレースゲームです。マルチプレイにも対応しています。シングルプレイでは、AIのライバルと順位を競う。

 

路上に落ちているアイテムを拾ってライバルを妨害する要素があり、カジュアル系のレースゲームでは定番となっている『マリオカート』っぽさもあります。操作方法は全然違うんですけど、『マリオカート』みたいなハチャメチャなレース。

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難易度は高めに感じる。まず基本操作の習得が必要ですし、そこからレースの攻略。

体を動かす面白さ

同日リリースの『Knockout League』をプレイした時に「今までプレイしたVRゲームの中で一番疲れる」と書きましたが、『Sprint Vector』は、それ以上でした。楽しく汗をかけるゲーム。

 

体を動かす面白さとしてはPSVRゲームの中でも1、2を争うんじゃないかと思います。腕を振ってスケートするだけでも楽しい。レースじゃなくて、のんびりアスレチックを楽しみたいゲームでもある。

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つい最近、NHKがesportsの特集をしていて、日本人は「Sports」の意味を誤解していると紹介していました。本来の意味は「競技」ですが、日本では「体を使う運動」だと思われていると。『Knockout League』と『Sprint Vector』は、日本の認識でもEスポーツと言えちゃうゲーム。汗だくになるし、筋肉痛にもなる。PS3時代の『スポーツチャンピオン』シリーズも汗だくになるし、筋肉痛にもなりましたが、あくまでテレビゲームでした。VR空間の中でスポーツしている感覚は別次元。VRの凄さとか面白や可能性を改めて感じた。

 

『Sprint Vector』のゲームとしての面白さは、まだわからない。なにせ『Knockout League』の疲労が残っている状態でプレイし、それよりも疲れるゲームなので少ししかプレイできていない。あと立ちプレイにおけるカメラ調整が不完全なので、最終的な認識精度がどの程度なのかもわかっていない。覚える事が多いし操作自体にも慣れていないので、馴染んできてどう感じるか。まだまだこれから。

 

はっきりしているのは、VRにおけるアスレチックの面白さと可能性を見せてくれたこと。ボルタリングのゲーム、フリーランニングのゲームなど、VRでやってみたいと思えるジャンルが増えた。現状「似たようなゲーム」が他になく、まだまだ黎明期であるPSVRにおいて、今後のソフトに影響を与えそうでもあります。