『ゴッド・オブ・ウォー』最初の感想

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最高に期待してプレイして、それを超える面白さ。

設定的にはリブートじゃないけどリブートみたいな

ゴッド・オブ・ウォーの1~3までがギリシャ編で、本作はそれから長い年月が過ぎた北欧での物語。一応、続編の新作ということになる。ただ、海外レビューでは「リブートのお手本」と評されるくらい、プレイした感じはリブートっぽさもある。そもそもナンバリングやサブタイトルをつけていない『ゴッド・オブ・ウォー』ですし、最近のトレンドでもあるリブートの意識は感じられる。

 

設定的にはリセットせずに、リブートっぽさを出している。広がり過ぎたシリーズをいったん畳んで再スタートできています。

PS5かと思うようなグラフィック

PS4のアクションゲームの中でグラフィックは一番かと思いました。頭一つ抜けてPS5感があります。


単に美しいとかリアルとかいうだけじゃなく、カット割りなしでプレイアブルとムービーの境目がわからなく繋がっている事も一番だと思える大きな要因。美麗なムービーのクオリティのままプレイできている感じがある。ここを完璧と言えるレベルでやれているのが凄い。

 

各エリアが個性的なのも印象に残りやすい。ファンタジーな世界なので幻想的な演出もしやすくて「美しい」「すごい……」と思える場面が多いですね。

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キャラに近い視点なので大きく見えるのも迫力があるし、細かい部分まで見られるので、よりリアルな質感を感じられるのも強み。

 

メタスコアが95点という高評価の中で少ないマイナスポイントに「フォトモードがない」という指摘がチラホラありましたが、この美しさだフォトモードがない事を不満に思うのも納得してしまう。後日、無料アップデートで実装されるようです。SHARE(スクリーンショットと動画撮影)には最初から対応しています。

新アクションもクレイトスらしく進化

R1でノーマルアタック、R2でヘビーアタック、L1でガード(敵の攻撃を受ける直前にL1でパリィ)、×で回避、R3でロックオン(左右で切替)。過去作とは操作ボタンが大きく変わり、ソウルシリーズがトレンドを作ったと言っても過言ではない操作方法になりました。


L1+R1orR2でルーンアタック。ルーンアタックの種類が多いので、多彩なアクションを楽しめる。

 

もちろんCSアタックもあります。敵を連続攻撃してスタンさせ、赤い円のマークが出たらR3(オプションで長押しにも変更可能)。今のところ雑魚戦で連続したQTEは無く、R3のワンボタンでトドメ。

 

L2で構えてR1orR2で斧を投げるTPSのような新アクションもあります。で斧を戻す。これも使いやすくて、アクションの幅が広がった。でギュイーンと戻すアクションが気持ち良いです。
L2で構えてを押すと、息子のアトレウスが弓矢で攻撃してくれる。

 

ダッシュはL3(オプションで×長押しに変更可能)。この走りも豪快で気持ち良い。こういう迫力のある動きを作る職人技が凄い。

 

L3R3の操作が×に変更できるのも気が利いている。押し込み操作が苦手な人もいるので、そこまで考えて設定されています。

 

肩越し視点に近いような視点で、クレイトスの力強くて速くて残虐な攻撃がド迫力。攻撃を受けた敵の反応も良くて爽快。ライフとスタン、近距離攻撃と遠距離攻撃のバランスも良くて戦い方の幅も広い。歯応えのある難易度設定も絶妙で、文句なくシリーズ最高の戦闘を楽しめています。

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歯応えのある難易度とRPGっぽい成長要素 

難易度はNORMALで比較して『III』よりも二段階くらい高い印象。激ムズってわけではないですが、死にゲーの緊張感も取り入れた感があります。
難しいゲームの押しつけというわけでもなく、プレイ中に難易度の変更が可能で、難易度で限定したトロフィーも無いようです。

 

従来と大きく違うのはレベルの重要性。防具の能力値によってクレイトスのレベルが上がります。ちゃんと防具をクラフトしてアップグレードさせていないと、被ダメージがめちゃくちゃ大きくなる。私は最初、しばらく同じ防具で進めていたら被ダメージが大きくなりすぎて完全なる死にゲーかと思いました。RPGで低レベルのまま強敵がいるエリアに行った状態でした。逆にちゃんと防具を用意できていれば楽になる。

 

防具の重要性が大きいので、探索の意味も大きくなる。今作はエリア移動の自由度が高まり、オープンワールド系のゲームのように寄り道して探索ができる。サイドクエストもある。
『アサシンクリード オリジンズ』と同様に、戦闘とゲーム全体の構造においてトレンドを多く吸収している印象。歯応えのある難易度だから探索も意味があって楽しいし、上手く噛み合っています。戦闘、強化、探索のバランスが絶妙。

2人+αの旅

今回はクレイトスと息子の2人旅が基本で、それに加えてNPCが1人同行することもある。旅の会話をかなり細かく作っており、新しいエリアに行くとそのエリアに関する会話があったり、雑談も多い。本当に旅して普通に会話している感じが凄い。

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ダンジョンもパズルや隠し部屋など、細かく仕掛けが作ってある。細部の作り込みが、AAA級ならではの豪華さ。

期待以上

直前に『III』をプレイするほど期待して、期待値がMAXの状態でも、その上を超えてくれた。国内外のメディアとユーザーからも非常に高い評価を得ていますね。

 

マイナスポイントは絞り出さないと出てこないですが、装備と強化画面が少しわかりにくい。理解してしまえば以降は問題ないですが、もっとわかりやすく作れたと思う。

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『ウィッチャー3』をクリアした時に、他のゲームより頭1つ抜けていて、これを基準に他のゲームを考えるのは酷だなと思いましたが、今は『ゴッド・オブ・ウォー』がその状態。