スマッシュヒットしている『Dead by Daylight: スペシャルエディション』

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『Dead by Daylight: スペシャルエディション』がスマッシュヒットしています。

 

PS Store売れ筋ゲームランキング!で『Dead by Daylight: スペシャルエディション』が4月4日にリリースされて以来、ずっとBEST3入りしています。ファミ通調べによると、4月26日までの3.5週で約76,000本を販売しているとのこと。その後もずっとBEST3に入っていますので、既に100,000本は超えていそうです。

期間 1位 2位 3位
5/21~ DARK SOULS REMASTERED Detroit: Become Human Dead by Daylight: スペシャルエディション
5/14~ Dead by Daylight: スペシャルエディション Caligula Overdose/カリギュラ オーバードーズ 実況パワフルプロ野球2018
5/7~ Dead by Daylight: スペシャルエディション NieR:Automata 実況パワフルプロ野球2018
4/30~ 実況パワフルプロ野球2018 NieR:Automata Dead by Daylight: スペシャルエディション
4/16~ Dead by Daylight: スペシャルエディション ゴッド・オブ・ウォー METAL MAX Xeno ~滅ぼされざる者たち~
4/9~ Dead by Daylight: スペシャルエディション WARNER THE BEST マッドマックス シティーズ:スカイライン PlayStation®4 Edition
4/2~ Dead by Daylight: スペシャルエディション WARNER THE BEST マッドマックス ファークライ5

実際は76,000本や100,000本という数字以上に日本で普及していると思います。北米では2017年6月20日にリリース済でパッケージ版の販売もありました。北米版も日本語に対応している。今の時代は輸入盤もAmazonでフツーに購入できるので、購入の敷居は低い。コアなユーザーは既に北米版を購入しているであろう状況、10ヶ月近く後発の日本国内で、この結果は驚き。

Dead by Daylight (輸入版:北米) - PS4

Dead by Daylight (輸入版:北米) - PS4

 

パッケージ版のランキングからは見えない事実

5月3日の『伸び続けるダウンロード版』という記事の冒頭に「ゲームの販売本数をパッケージ版だけで判断することが時代にそぐわないようになってくる」と書きましたが、それを象徴するような1本でもあります。

 

日本国内での宣伝に力が入っているわけでもなく、メタスコアも63点(17件)のタイトルなのに、ソフトリリースがめちゃくちゃ多い今のPS Storeにおいて2ヶ月もBEST3をキープし続けているという異例のスマッシュヒット。革命的な1本として騒がれてもおかしくないですが、ゲーム系サイトやその周辺の反応は静かなものです。片やプレイ動画やTwitterでは長期に渡る盛り上がりを感じる。

Dead by Daylight lang:ja - Twitter Search

 

パッケージ版のゲーム販売ランキングで2ヶ月もBEST3に入っていれば伝説的なヒット作になるでしょうけど、PS Storeの結果では、まだまだ話題になりにくい。

 

そんな中、本田翼さんがハマっているゲームとして話題になりました。

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プレイ動画で伝わる面白さ

ゲーム系サイトやその周辺に大きな注目をされなかったのが好結果に繋がったと思えるところもあり、もしこれが有名メーカーの注目作だったら、まずメタスコア63点(17件)の時点でクソゲー扱いになって騒がれ、それが拡散されたでしょう。

このゲームの批評が難しいのはわかります。『Friday the 13th: The Game』の61点(15件)も同様ですが、プレイヤーvsプレイヤーのゲームを批評して点数化する行為は上手く機能していないと思います。しかも比較対象も多くない鬼ごっこ系ゲームで捉えどころが難しい。それに『星の欠片の物語、ひとかけら版』の感想を書いた時に「アップデート後の再評価」に関して考えましたが、プレイヤーvsプレイヤーのゲームは調整を繰り返して良くなる部分が多いでしょうし、最初は極端なサーバーの負荷もある。リリース直後に評価が集まってしまうメタスコアとも相性が悪い。

批評以外の記事でもそうですが、ゲーム系サイトが上手く扱えていないジャンルだという印象も持っています。

 

このゲームがスマッシュヒットした大きな要因はプレイ動画かと思います。このゲームを楽しんでいる人がプレイ動画を配信して、視聴者も遊びたくなる魅力を感じた。やはりゲームの面白さを伝えるという部分では、ゲームを楽しんでいる姿を見せるプレイ動画のほうが強い。

少し前にTwitterでプレイ動画の配信について議論されていましたが、プラスになるのかマイナスになるのかの事情はゲームによって大きく異なる。『Dead by Daylight: スペシャルエディション』のようなゲームはプラス面が圧倒的に大きいんじゃないでしょうか。「ゲーム系サイトが上手く扱えていないジャンル」と書きましたが、逆にプレイ動画には合っているジャンル。

7月13日にリリースされる『フライデー・ザ・サーティーンス:ザ・ゲーム』も、どのような宣伝をされるのか気になるところ。既にプレイ動画では人気のあるゲームですが、国内リリースを目前にしてプレイ動画やSNSで再び火がつけられるかどうか。

 

パッケージ版の推定実売数やメディア評価では発見することができない魅力あるゲームの存在が今後も増えていきそう。PS Store売れ筋ゲームランキング!に今後も注目します。