『ワンピース ワールドシーカー』の感想


2019年3月14日にリリースされた『ワンピース ワールドシーカー』をプレイしました。

動かしていて楽しい

操作性が良くて、ルフィを動かす楽しさが一番の魅力でした。
ボタンの割り当ても可能。

戦闘

で近距離攻撃、L2で構えてR2で遠距離攻撃。
で回避orガード(要スキル)。寸前で回避orガードするとスローになるという定番のシステムもある。
L1+×で必殺技。
R1でとびつき体当たり(要スキル)。
で見聞色と武装色のモードチェンジ。

 

近距離攻撃がヒットする手応えが良くて爽快。
TPS的な遠距離攻撃も効果的で、しっかり機能している。難易度スタンダードぐらいなら連打でも良いのですが、遠距離攻撃を絡めるとより楽しい。
欲を言えば攻撃をキャンセルして回避orガードできれば良かった。
受け身の操作も欲しかった。
敵のダウンから起き上がったところまでの無敵時間もあまり良くない。本来ならチャンスであるはずの隙なのですが、待つしかない。やや滑稽でもあります。
敵の銃攻撃はやっかいで、1発目を受けると何もできずにそのまま撃たれ続ける。タイミングが悪いと起き上がりにも撃たれ続けてハメ状態になる。これに対応できるアクションが欲しかった。


特に攻撃をキャンセルして回避orガードの導入と敵の無敵時間の問題が改善されれば、かなり良くなると思いました。

 

ステルスキルもあります。
まったく使う必要はないステルス要素ですが、あればあったで便利なものです。単調なミッションで同じ事の繰り返しっぽくなりますので、プレイヤー側が変化をつけられる要素になる。戦闘も連打だけでやれますけど、遠距離攻撃/モードチェンジ/スキルを絡めると面白い。

移動

R1で淵捕まり移動、R1長押しでゴムゴムのロケット(要スキル)。
×でジャンプ、×連打でゴムゴムのUFO(要スキル)。
L1+R1で感知。

 

移動はゴムゴムのロケットを習得してからが楽しかったです。インファマスやバットマンやスパイダーマンを思い起こす。スパイダーマンの移動はテキトーにやってもスイスイ飛べるのですが、ゴムゴムのロケットは狙って飛ぶ必要があります。自分で操作する手応えを感じて良かったです。
オープンワールドゲームは移動の面倒くささをどうするかもポイントですが、私はゴムゴムのロケットの操作にハマったので移動も楽しめた。

 

ファストトラベルは使いやすいし、マップを開くのも瞬時で快適。UIは不満無し。

オープンワールドゲームとしては浅め

海外AAA級のオープンワールドゲームがゴロゴロ出てゲームのレベルが上がっている中で、オープンワールドゲームとしてワンピース ワールドシーカーは見劣りします。予算からして大きな差があるでしょうしね。

 

マップは狭いですし、ポツポツと敵が配置されていて素材と宝箱が落ちているだけで密度は低い。ランダムミッションもない。ミッションは単調で水増しされたようなものが多い。同じ場所に何回も行くし、同じ敵と何度も戦う。街の人も少なく、ほとんどの人は棒立ち。建物の中には入れない。フルボイスではない。
低予算でなんとか工夫して作ったという部分を感じ、現代基準のオープンワールドゲームとして見ると物足りない部分が多く、メタスコア56点(21件)というのも理解できる。最新のアサシン クリード2作が80点前半という事を考えると、このジャンルの評価基準的に大幅な減点があって仕方なし。

 

ただ、めちゃくちゃハマって楽しめました。動かしていて楽しいし、サクサク進むから止め時もない。単調で水増しされたようなミッションの連続でも、動かす楽しさがあるから何度プレイしても楽しい。強化によって少しずつ変化していくのも良いです。

あまり機能しなかった素材集め

200個以上ある宝箱の中身は素材か設計図。メンバーを探索に出させて素材を集めるシステムがあり、仲間が1日に1回だけ素材をくれるシステムもある。ゲームの中心に素材があるにも関わらず、それを生かせる場面があまりなかった。

 

素材から装備品を作るのですが、普通に拾える素材だけで足りますし、装備品自体あまり重要でもなかった。素材は無駄に余るだけ。探索やログインボーナス的なシステムが、ここまで噛み合わないのも珍しい。本当はもっと別のアイデアがあったのかなとも思います。

 

素材の使い道がもっとあれば、素材集めを楽しめたかと思う。オープンワールドゲームとして、ここを生かしきれなかったのはもったいない。

宝箱でボタン長押し

宝箱を開ける時のボタン長押しの待ち時間が長いです。スキルで+50%できるけど、それでも遅い。DLCも含めて203個もある宝箱がこれではつらい。開錠の表現と周囲の敵を倒さないと宝箱が開けられないようにする狙いなのかと思いますが、それ自体あまり意味がない狙いにも思います。ゲームとしてマイナス面のほうが大きい。

クリア後とトロフィー

メインストーリークリア、サブミッション100個以上クリア、宝箱200個回収までプレイしても20時間以内でした。クリア後は14話に戻ります。New Game+は無し。

 

残るトロフィーは「スキルをすべて習得する」「海賊ランクが100になる」のみですが、「海賊ランクが100になる」は最初からやり直さないとダメっぽい気がする。海賊カルマ値を上げる条件の中に、ボスに対して特定の必殺技を使用するというものがあり、ボスと再戦できないのでクリア後は達成不可能になった。もしかしたらボスとランダムで遭遇できるのか(スモーカーはいた)、DLCでボスと戦えるのか。
トロフィー設定的には、取り逃しがなければ25時間以内にはプラチナトロフィーが取れそうな感じですが、未だにプラチナトロフィー達成率は0%。

 

エンドコンテンツらしきものもなく、オープンワールドゲームとしてはボリュームは少なめだと思います。アップデートとDLC展開次第ですね。

決定ボタンの切り替えに対応

システムソフトウェア6.50で実装された「×ボタンで決定する」に対応していました。
最新ゲームは対応が基本になってくるのかと思います。次世代での決定ボタン統一を見越し、互換を考えて対応させておく狙いもあるんじゃないでしょうか。

 

オープンワールドゲームとして浅く、単調。しかしながらルフィを動かす楽しさが常にあり、ゲームとしての快適さと強化による変化もあってノンストップで楽しめた。個人的には大当たりで、単調だけどアクションが楽しくてチマチマと強化できるゲームは大好き。
ベースは良いので、これに肉付けできれば素晴らしいものになりそう。逆に言えば肉付けできない現実もあり、海外AAA級のオープンワールドゲームが多数ある中で、中規模な国産ゲームをオープンワールドにする難しさも感じる。次回作には期待できます。開発経験と流用できる素材があれば、大幅に進化しそう。

 

【PS4】ONE PIECE WORLD SEEKER

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