改めて『ボーダーランズ2 VR』が凄くて面白い

2019年夏にDLCが無料配信されると発表された『ボーダーランズ2 VR』。改めてプレイして凄さと面白さを再認識。

 

2キャラクター目で新規プレイして終盤。

立体音響の凄さ

過去の感想ではほとんど触れていなかったですが、改めてプレイしてみると立体音響の凄さを感じた。自分がゲーム内にいて、敵が「そこ」にいるというのが音でわかる。モニターの中の操作キャラクターから見てではなく、自分から見て指が差せる「そこ」にいる。立体的なマップも多いので、方向や距離だけじゃなく高さも含めてリアルと変わらないような感覚で音の位置が伝わる。
銃撃も発砲音と壁に当たる音がそこかしこで響き、そこから想定できる射線。戦場の真っただ中に自分がいるという感覚がある。

 

今までは視覚や操作性などを意識してプレイしていましたが、立体音響もあってこそバーチャル・リアリティになると思った。スクリーンショットやトレーラーなど、平面で見えるものだけを意識しがちですが、このリアルそのままのような音はVRにとってとても重要。

 

ステルスゲームなども進化できそうだと感じた。

PSVRシューティングコントローラーの凄さ

2キャラ目で新規スタートした一番の理由は、やっぱりPSVRシューティングコントローラーの対応。

 

銃撃のリアリティがあるから狙いやすさも最高で、急に敵がワッと飛びかかってきても反射的かつ直感的に銃を向けてトリガーが引ける。自然と神エイムになっちゃう。鳥に襲われた時の対処がかなり楽になったのも感じる。認識精度も問題なく、銃を素早く動かしても正確に狙えるし、遅延も感じない。そういう部分をまったく考えずにビュンビュン動かして正確に的を狙い撃てる自然さが優れている。
音もリアクションも良いし、至近距離でショットガンをブチ込むのも手応えも最高。


『ボーダーランズ ダブルデラックス コレクション』の操作性も良かったですが、やはりVR + PSVRシューティングコントローラーは別格でした。

 

これにより難易度は下がったと思う。片手持ちのMoveよりも両手持ちのPSVRシューティングコントローラーのほうが狙いやすい。銃はちゃんと両手で構えた方が狙いやすいというのを実体験として知る。

 

集弾率や弾速もVRの中で見るとわかりやすい。その場にいる、3D、実寸に近い、というのはやはり大きな差。数値よりも実際に撃ってみて感じる部分が大きくなった。

 

そしてスティック移動の素晴らしさ。最近プレイした『Falcon Age』がMoveを使ったスカイリムVR式の移動操作でしたが、やはり操作しやすさに大きな差があると感じた。Moveでの移動方法として素晴らしいアイデアですが、スティックと比べてしまうとやりにくい。

 

銃撃操作も移動操作もPSVRシューティングコントローラーのほうが楽しいし、やりやすい。過去記事で書いた「このゲームを100%楽しむためには」の「Moveモーションコントローラーへの慣れ」は消えました。

  • Moveモーションコントローラーへの慣れ
  • UIとゲームシステムへの慣れ
  • VR酔いへの耐性
  • 立ちプレイの環境

UIの問題に関しても、PSVRシューティングコントローラーだと少し使いやすい。スティックが使えますからね。×も各1つだから把握しやすい。Move2本だと各2つになってしまいますし、右手と左手での操作も違う。

 

PSVRシューティングコントローラーへの対応が劇的にゲームを変えたと言える。

 

ちなみに当初の問題点であったスコープの使いにくさはバージョン1.02で多少改善されました。スコープが大きくなって見やすくなったのと、スコープ自体をOFFにする設定の追加。私はOFFにしました。

ボーダーランズ2の凄さ

当時は『ボーダーランズ2 VR』の前に『ボーダーランズ ダブルデラックス コレクション』をプレイしていましたので、内容的にはほぼ同じだという程度の印象でしたが、『ボーダーランズ ゲーム・オブ・ザ・イヤー エディション』の後に『ボーダーランズ2 VR』をプレイしたことで、改めて『ボーダーランズ2』の凄さを感じた。

 

初代も「凄いゲーム」と記憶していましたが、今やってみるとミッションが簡素だったり同じマップに詰め込みすぎだったり、ストーリーが薄味だったりと感じた。『2』では初代のVault Hunterたちがストーリーに深く絡み、敵役のHandsome Jackも個性的で盛り上げてくれる。ミッションも演出が強化されていたり、凝ったものもある。同じマップでいくつかのサイドミッションが発生しますが、初代ほど詰め込みすぎではない。

 

初代でしっかりした骨組みを作り、『2』でしっかり肉付けされていたんだなぁと改めて感じました。『ドラゴンクスト』の進化みたいな感じですかね。となると『ボーダーランズ3』も期待します。

【PS4】『ボーダーランズ3』超デラックス・エディション【早期購入特典】 ゴールド武器パック(封入)

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『ボーダーランズ2』と『ボーダーランズ2 VR』は意外と違うゲームになっております。『ボーダーランズ2 VR』はシングルプレイのゲームなので、難易度が調整されていて1人で遊びやすくなっている。時間の流れをスローにするBAMFタイムも戦闘の軸になっており、『ボーダーランズ2』とは大きく違う。マルチプレイじゃないと背後を取りにくい敵に対してもBAMFタイムで対応できる。

ボーダーランズ2 VRは凄い

今世代において掛け値なしに「凄い!」と言えるゲームとなった『ボーダーランズ2 VR』。ボーダーランズの世界がバーチャル・リアリティになり、自分がその中に入ってシューティングコントローラーという銃を持つ。『ソードアート・オンライン』の世界の第一歩のようでもある。PSVRだとゲーム世界の中に入るという感覚自体は普通ですが、ここまで大規模な世界を作れているのは『スカイリムVR』と『ボーダーランズ2 VR』だけ。そしてここに『No Man's Sky』も加わりそう。

 

『ボーダーランズ ゲーム・オブ・ザ・イヤー エディション』の後だと、この世界に入る感慨深さもありました。LilithやRolandとの再会。寄生をあげながら向かって来るPsychoの怖さ。最弱級の敵のはずなのに、同じ世界にいて自分に向かって来る怖さは本物。モニターで見ていたキャラクターたちが、自分の目の前で生き生きと動き回る世界。なんかもうただ遊ぶものでも評論するものでもなく、そこに浸れる別の世界、これぞバーチャル・リアリティ。非VRのゲームを後付けでVR化させて、ここまで仕上げられたのは凄すぎる。

 
私はもうまったく酔わないですが、VR初心者は酔うと思いますので、初心者にはオススメしないですけどね。

 

新作ゲームが出ると手を出さずにはいられないので、旧作を長期的にプレイすることは減ってきましたが、そんな中でもまだまだハマり続ける『ボーダーランズ2 VR』。夏のDLCも楽しみです。

VRは凄い

SwitchがVRに対応して盛り上がりを見せるVR界。E3でXboxの発表も気になりますが、次世代はVRに対応してくれないとメインハードにはならない。もういくらスペックが上がったところで、PSVRを体験した後に平面モニターだけのゲームプレイは物足りなくなる。現状でも非VRのFPS新作を購入する前は、PSVRのシューティングはプレイせずに感覚を抜いて対応している。

 

今でも凄いですが、もっとこの先に進化の余地もあり、それが見たい。