『ボーダーランズ2 VR』最初の感想

『ボーダーランズ2 VR』の感想(一応)ですが、前回の記事(Moveでの操作説明)と似たような感じです。

優れたVR化

『スカイリムVR』と同じで、非VRのAAA級タイトルをそのままVR化。元々はVRのことを考えていないゲームデザインでしょうに、それをそのままVR化してしまうというだけでも驚きであります。

操作とオプション

Moveモーションコントローラーのみでプレイしていますが、操作とクセに慣れるまでは少し大変なものの、最初から「これは良い!」と思いつつ、操作やクセに慣れるほど「優れたVR化だ」と思えます。
Moveでの操作は一番気になっていたので、最初に書いています。『スカイリムVR』と似た移動操作であり、満足できるものでした。それでもやっぱりシューティングコントローラーへの対応も望む。それが成されたら本当に最高のゲームになると思う。

操作オプションが豊富なのも流石です。VRゲームは操作オプションの与え方も非常に重要ですが、これも優れている。

その世界に入り込む感動

いきなり自分がパンドラに降り立ち、クラップトラップと同じ世界にいる感動。非VR版で散々プレイした『ボーダーランズ2』の世界を歩く観光的な楽しさもある。VR化ありがとう!という感謝と興奮が止まらない。

直感的な銃撃と新要素のBAMFタイムが楽しい

過去にも何度か書いていますが、私はPS3 Moveのガンシューティングゲームが大好きでした。ゲーム内で銃を持ち、銃口を敵に向けてトリガーを引く。直感的でリアルな銃撃で『ボーダーランズ2』がプレイできる喜びは大きい。この1点だけを見ても、非VR版より大幅に楽しい体験となっている。

 

新要素のBAMFタイムも気に入りました。時間がスローになるバレットタイム的なシステム。ボタンで発動して使用ゲージが減っていきますが、もう1度ボタンを押せば停止できる。停止ができるというのがポイントです。使い切りの必殺技じゃなくて、必要なタイミングだけに使える。通常戦闘に取り入れやすいシステム。
『フォールアウト76』がオンラインに対応して従来のようなVATSが使えなくなりましたが、逆に『ボーダーランズ2 VR』は、シングルプレイ専用として時間を操作できる面白い新要素を入れてくれました。非VR版とは違った感覚の銃撃戦が楽しめる。

 

ちょっと面白いアイデアがスコープ。スコープを使うとミニウインドウが開くシステムでした。でもウインドウの中の映像がカクカクしていて、激しい戦闘の中では使いにくい気もする。
スコープがない銃で、左MoveのTを押しながらの銃撃は効果的です。弾が散らずに安定します。非VRのFPSと違い、わかりやすい構えモーションにならないので気づきにくいかも。

 

難易度は非VR版より下がっていると思いました。『スカイリムVR』でもデフォルト難易度が低く設定されていますが、酔いや操作への慣れも考慮して、難易度は下げていますね。プレイしやすいです。

UIには慣れが必要

VR向けではないUIがベースとなっていますので、慣れるまでは使いにくいです。私も最初は使いにくかったのですが、5時間ほどプレイした時点では慣れたので煩わしさを感じなくなってきた。慣れれば大丈夫な部分。

 

処理が不安定なところもあり、インベントリのアイテムを連続して捨てていると一時的にアイテムのグラフィックが表示されなくなったりした。これは修正されてほしい。

 

『スカイリムVR』でもありましたが、メニューウインドウがオブジェクトにメリ込んで隠れてしまう現象もあります。しかし、これは少し意識すれば対応できる。端末にアクセスする時に、近づき過ぎなければ良いだけ。この意識だけでメリ込みに困ることはなくなった。有難いのは、端末に干渉可能な距離がかなり長いこと。これが短かったら困っていたでしょうけど、この距離設定のおかげで助かった。逆に考えれば、この問題を考慮してこういう設定になったのかとも思います。

酔いやすい

もともと自由移動のゲームは酔いやすいですが、『スカイリムVR』よりも酔いやすいと思います。理由は3つ。

 

  1. フレームレートの問題なのか、足場の問題なのか、画面が少し震えるように揺れる時があります。こういう微妙な揺れは酔いの原因となる。
  2. AA(アンチエイリアシング)も少し不安定な印象で、アウトラインがチラチラするところが気になります。これも上記の揺れと同様に酔いの原因となるかと思う
  3. 動きが激しい。複数の敵と銃撃戦になる場面も多く、走り回ったり、視線も激しく動かします。

映像がやや不安定で動きの激しいゲームなので酔いやすい。私は『スカイリムVR』で酔い耐性がMAX近くになっているであろうから、長時間のプレイもできます。

VR向きのグラフィック

フォトリアル系ではないので粗が出にくく、VR向けのグラフィックで良いです。上記したようにAAは効きが甘いところを感じる。

 

もう1つVR向きなところは、広々としていて見やすいところ。元々はマルチプレイ可能なゲームですので、マップの作りが広いんですよね。操作に慣れが必要な激しい銃撃戦も、このマップの広さで救われている部分がある。狭くて見にくい、戦いにくいということを感じにくい。

PS4/PS3版のSHiFTコードが有効

ゲーム内でSHiFTコードを入力すると特典アイテムが得られます。

 

SHiFTコードを入力して特典アイテムを受け取るには、まずGearbox Software SHiFTに登録する必要があります。登録ページは日本語なので問題ないかと思いますが、パスワードは「英大文字」「英小文字」「数字」を1文字以上含む必要がある。「Ps4pro」など。

 

SHiFTコードの入力は、タイトル画面の「その他」→「SHiFT コード」から。
入力に大文字と小文字の区別はありませんので、例えば「KTKTT」でも「ktktt」でもOK。
言うまでもないですが、Moveよりもデュアルショック4で入力した方が早いです。キーボードも一応対応していますが、5文字ずつの入力なのでデュアルショック4だけのほうが楽でした。

 

ネットに公開されている非VR版のSHiFTコードがそのまま使えます。
Borderlands 2: Golden Key - Orcz.com, The Video Games Wiki
※有効期限があるので期限切れのSHiFTコードは無効です。
@Borderlandsからも最新のSHiFTコードがTweetされます。

 

2018年12月15日時点にて『ボーダーランズ2 VR』で入力確認できたSHiFTコード。
たくさん入力するのは大変なので、とりあえず金の鍵 25個のSHiFTコードだけ入力しておけば良いかと思います。報酬が記載されていないコードは全て金の鍵 5個です。

 

  • KTKTT-ZSFWS-R3CHC-9BW33-3JW3H
    (金の鍵 25個)
  • KBW3J-ZF5JT-JC59K-93KJT-3ZTKF
    (金の鍵 25個)
  • W353B-J3BK9-69X5B-ZBKJJ-55BZS
    (20 Golden Keys) ※何故か英語表記
  • C3KTB-F6ZKB-KC5WJ-ZTKJ3-XC569
  • CBKTT-66RHB-ZHK5B-SB53J-SJ3KT
  • WBKJJ-FBHFZ-WB5HC-ZJW3J-35HHS
  • CTK3T-5XR9B-63WZW-ZB5JJ-5BWZB
  • 5JWTB-SJHHJ-RS3K3-HJW33-F5RT9
  • K35T3-JC993-RZTCT-ZTKTJ-HKF5W
  • C3KBB-5CZZB-X9JK3-9JCBJ-KF6TC
  • K35T3-X5HSJ-6H3K3-ZTCBJ-5BWC5
  • WT5T3-ZW993-XHBCT-93CJJ-T5HKR
  • KJ53T-BX9ZJ-F9BC3-S3K3B-JRH9B
  • WJCBJ-KFHSB-RZTK3-S3CTJ-K9HXF
  • C353B-F69HT-RHJ5T-ZBK3J-5RFB9
  • W3W3J-96HZT-XZJWJ-9BW3B-35WFW
金の鍵

Sanctuary(サンクチュアリ)に金箱と呼ばれる豪華な宝箱があります。これを開けるために必要なのが金の鍵。金箱の中にはレア度の高い装備が高確率で入っている。特別なガチャみたいなものですね。自分のレベルに近い装備品が出現するので、低レベルの時に開けまくっても金の鍵がもったいないです。

本家IGNにはガッカリ

メタスコアは2件しかないです。100点と70点。
70点のレビューでも「デュアルショック4でプレイしても構わないなら絶対にスリリングな冒険」と褒めています。大きな減点部分はMoveの操作となっている。これは納得できて、個人的には『スカイリムVR』っぽいMoveの操作に慣れているから100%楽しめているけど、やはり左スティックのないMoveでの移動が難しいと感じるのは普通だと思う。これに適応できるかどうかで評価は大きく分かれる。
だからこそ、Youtubeや海外のコミュニティでもシューティングコントローラーへの対応を望む声が多い。このゲームを最高のものにする一手だと思う。
Borderlands 2 AIM support might be coming per devs : PSVR

 

 

ガッカリしたのは本家IGN。実際の仕様とは違う間違った内容で3/10点という酷評をしており、それを指摘され削除しています。
「また」なんですよね。『スカイリムVR』の時にも同じ失敗をしていました。あの時はレビューではなかったですが、本家IGNのAlanah Pearce氏が酷評に近いプレイレポートを投稿していました。テレポート移動に関して酷評していたわけですが、『スカイリムVR』もオプションで自由移動が可能になるのに気付けなかったようです。私はその時の記事で「移動できるタイプのVRゲームは移動方法のオプションがあって普通ですので、移動に関する問題を感じたのに、そこに触れられないなら素人ゲームライター」と書きましたが、本家IGNのVRゲームライターは素人レベルのままだったようです。
非VRのゲームであれば、オプションをいじらなくてもプレイしやすいゲームが多いので、オプションの存在を忘れるのもわかります。しかし、VRゲームは酔いとデバイスと個々のプレイ環境の問題があり、オプションの存在はゲームを評価する重要なものとなっています。オプションを確認していないレビュアーは問題外ですし、実際にプレイしたかもあやしい。

PSVR自体が発売して2年という若さですし、最初は何も知らなくて普通ですから、初期の1回目の失敗だけならわからなくもないですが、あれから1年が過ぎてもこんな低レベルなレビューを投稿し、内部でもそれに気付けない。指摘されて削除というのはどうしようもない。
本家IGNは盗作レビューでも問題になりました。点数の高い低いは好み次第でもあるので正解も間違いもない。でも盗作やVRゲームへの基本的な知識のなさはプロのレビュアーとして大問題です。
VRゲームはレビュー件数が少ないので、1件あたりのメタスコアへの影響が大きい。他がプロらしいレビューを書いても、本家IGNの素人レビューがおかしな影響を与えてしまう。オプションも気付けないレベルではVRゲームのレビューはできないと思うから、なるべく遠慮してほしいとすら思う。疑問なのは、こういうVRゲームに興味がないような人が、発売直後に酷評のレビューをアップするというところ。本家IGNが全てのゲームのレビューを書いているわけでもないのだから、興味がないなら無理にやらなくても良いのに。


3/10点っていう点数だけならわからなくもない。酔いやすく操作も難しいので、初めてVRゲームに触れる人なら3点分くらいしか楽しめなくても仕方ないとは思う。VRゲームに慣れていない人にはオススメしにくいゲームです。

 

個人的には『スカイリムVR』のようにハマれそうなゲームで嬉しい。今後のアップデートも期待しており、安定性の向上とシューティングコントローラーへの対応を望む。

 

PlayStation VR シューティングコントローラー (VR専用)

PlayStation VR シューティングコントローラー (VR専用)