2018年度決算と2019年のハード展開


2018年度のPS4出荷台数は1,780万台、G&NS分野の営業利益は+3,111億円でした。そして2019年はハードに動きがある可能性が高い年。

ゲームハード年度別出荷数

2018年度のPS4出荷台数は1,780万台でした。PS3が1,390万台、Wiiが984万台という前世代の結果と比べても、かなり高い数字。
当初は見込みが1,600万台でしたが、第1四半期決算で上方修正して1,700万台。第3四半期決算でさらに50万台上乗せして1,750万台となり、その目標を達成。


7年度目となる2019年度の見込みは1,600万台。

PS3 Wii PS4 Switch
初年度 361万台
(2006年度)
584万台
(2006年度)
750万台
(2013年度)
274万台
(2016年度)
2年度目 924万台 1,861万台 1,480万台 1,505万台
3年度目 1,006万台 2,595万台 1,770万台 1,695万台
4年度目 1,300万台 2,053万台 2,000万台 -
5年度目 1,430万台 1,508万台 1,900万台 -
6年度目 1,390万台
累計:6,411万台
984万台
累計:9,586万台
1,780万台
累計:9,680万台
-
7年度目 不明
PS2と合算で1,650万台
11/4 累計7,000万台
398万台
12/8 後継機発売
- -
8年度目 不明
11/2 累計8,000万台
11/15 後継機発売
122万台 - -

※初年度の数字は発売時期と国が大きく影響しますので、比較としての参考にはなりにくいです。

史上最速での1億台へ

2019年3月までの累計出荷台数は9,680万台。いよいよ1億台を達成しそうです。

家庭用据置ゲーム機ではPS2が5年271日で1億台を達成していて、未だにこれが史上最速です。

2013年11月15日にPS4が発売されて2019年3月31日までの5年137日で9,680万台を出荷。PS2の記録を抜くには2019年8月11日(5年270日)までに1億台を達成。今のペースなら抜ける可能性が高い。

営業利益

2018年度は当初の見通しが+1,900億円だったのに、結果は+3,111億円というバグったみたいな結果。SIEの小寺剛氏が「今回の中期(21年3月まで)は一旦かがんでより高くための準備期間というふうに考えている」と言っていたのに跳ね上がっている。PS4も営業利益もSIEの予想以上に好調のようです。
この予想外の爆益が様々な形でユーザーに還元される好循環になれば良いですね。

 

2018年度のGOTY獲得数で1位がゴッド・オブ・ウォー、3位がスパイダーマンというソフトが強すぎましたね。Detroit: Become Humanも良かったですし。期待されたソフトがコケずに結果を残した。GOTY獲得数2位のレッド・デッド・リデンプション2などサードの取り込み方も良いです。

年度 PS3時代 PS4時代
2006年/2013年度 -2,323億円 -81億円
2007年/2014年度 -1,245億円 +481億円
2008年/2015年度 -585億円 +887億円
2009年/2016年度

-831億円

+1,356億円
2010年/2017年度 +356億円 +1,775億円
2011年/2018年度 +293億円 +3,111億円
2012年/2019年度 +17億円 -

※2006年から2008年、2011年と2012年はゲーム分野。
※2009年と2010年はNPS分野(ネットワークプロダクツ&サービス)。NPS分野はパソコンやデジタルミュージックプレイヤーなど幅広いのでゲーム分野としての参考にはなりにくいです。2011年までNPSだったのですが、2012年の発表で前年比として2011年のゲーム分野の数字が出ていました。
※2013年から2015年はG&NS分野(ゲーム&ネットワークサービス)。ネットワークサービスは主にPSNですので、PlayStation分野という感じ。ちなみに『Fate/Grand Order』は音楽分野です。

2019年の展開は?

PS3の展開を参考にすれば、今年は2回目の小型化の年。次世代機への準備の年でもあるけど、+3,111億円の営業利益を出し、2019年度も1,600万台を見込んでいるPS4の展開にも、まだまだ力が入るところかと思います。Play Stationは息の長さも特徴ですので、ハード面でもう1ネタありそう。次世代機が近づいてくると、高性能モデルではなく低価格の普及機を重視すると思います。今さらPS4の高機能モデルを高価格で出しても意味はない。

PS3 PS4
2006年/2013年

11月11日 20GBモデル 42,839円

11月15日(北米) $399

2007年/2014年

-

【価格改定】
11月11日 40GBモデル 38,076円

02月22日 CUH-1000(500GB) 39,980円

-
-

2008年/2015年

-

06月24日 CUH-1200(500GB) 39,980円

【価格改定】
10月01日 CUH-1200(500GB) 34,980円

2009年/2016年

【小型化&価格改定】
09月03日 CECH-2000A(120GB) 28,552円
-
-

【小型化&価格改定】
09月15日 CUH-2000(500GB) 29,980円
10月13日 PS VR
11月15日 PS4 Pro

2010年/2017年 - -
2011年/2018年

07月08日 CECH-3000A(160GB) 28,552円

【価格改定】
08月18日 CECH-3000A(160GB) 23,790円

-

-
-

2012年/2019年 【小型化2】
10月04日 CECH-4000(250GB) 24,980円
-

 

信憑性の低いリークとも言えないような予想レベルではPS4 Super Slimの記事も出ています。価格は199ユーロと予想されていますが、Slimが299ユーロ(日本では29,980円)でしたので日本に置き換えると19,980円となる。ここまで安くなるとは思えないですけど。

3年目の2016年にSlim/Pro/VRが出て、3年周期と考えると今年はハードに動きがある年なので予想されて当然ではあります。むしろ何も準備していないということのほうが考えにくく、既にXbox Oneはディスクレスモデルを5月7日より24,980円で発売すると発表。PS4も9月に小型化&価格改定があるんじゃないかと思います。価格も24,980円が現実的。
Xbox Oneと同様にディスクレスモデルの可能性もあるとは思いますが、その場合なら24,980円は高いと感じる。そしてディスクレスモデルは扱いが難しいと思う。欧米ではDL版が半分超えたほど、日本でも15~30%くらいは浸透していると思いますが、低価格版のハードを買う人は、まだまだパッケージ版を購入する人が多いと思う。特に日本では、これから低価格モデルのPS4を買う人がディスクレスモデルを欲しがるとは思えない。DL版はソフトが定価ですし中古屋にも売れないから本体が安くても意味がない。仮に19,800円のディスクレスモデルを出しても日本じゃあまり需要がないと思う。SIEも事情はわかっているでしょうから、あるとしたらディスク有りで24,980円のモデルじゃないかなと予想。

 

新モデルがあるとしても発表は直前になるでしょう。PS4 Slimは2016年9月8日にPlaystation Meetingが開催されて、翌週の9月15日に発売されました。今回はPlaystation Meetingはないと思います。PS5の発表だと誤解されるのは目に見えていますからね。2回目の小型化は話題性としては弱いですし。TGS前の発表になると予想。2回目か3回目のState of Playかもしれない。

 

個人的には低価格モデルを買うことはないですが、「ピラミッドの上だけが欲しいから、下を切除して上だけを残そう」がTwitterでバズっていましたように、ハードが広く普及してこそソフトも活性化して面白いゲームにありつけますし、コミュニティも大きな盛り上がりを見せて楽しくなる。今後の展開に注目しています。

 

PlayStation 4 Pro ジェット・ブラック 1TB (CUH-7200BB01)

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