PS5のSIEロンチタイトルを予想

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ソニー社長の「強力なラインナップを近々ご紹介する予定です」発言があり、いよいよロンチタイトルが姿を現しそうなので予想しました。

 

5月19日に開催されたソニー経営方針説明会にて、吉田憲一郎社長が「新しいゲーム体験を提供するPS5向けゲームタイトルを、ファーストパーティー、サードパーティーともに準備が進んでおり、強力なラインナップを近々ご紹介する予定です」と述べました。巷では6月上旬に発表されるのではないかと予想されています。

各スタジオがPS4で最後にリリースしたタイトル

SIEワールドワイドスタジオ関連の各スタジオが最後に出したタイトル一覧。間が空いているほど、次のタイトル発表が期待できる。

  • San Mateo Studio (共同開発:Dynamighty)
    2014年8月19日 - CounterSpy
  • San Mateo Studio (共同開発:Arrowhead Game Studios)
    2015年3月3日 - HELLDIVERS (ヘルダイバー)
  • JAPAN Studio (共同開発:キュー・ゲームス)
    2016年9月7日 - トゥモロー チルドレン
  • Guerrilla Games
    2017年2月28日 - Horizon Zero Dawn
  • San Mateo Studio (共同開発:Impulse Gear)
    2017年5月16日 - Farpoint
  • JAPAN Studio (共同開発:アクワイア)
    2017年10月14日 - V!勇者のくせになまいきだR
  • ポリフォニー・デジタル
    2017年10月17日 - グランツーリスモSPORT
  • JAPAN Studio (共同開発:Bluepoint Games)
    2018年2月8日 - ワンダと巨像 ※リメイク
  • Santa Monica Studio
    2018年4月20日 - ゴッド・オブ・ウォー
  • インソムニアックゲームズ
    2018年9月7日 - スパイダーマン
  • JAPAN Studio
    2018年10月2日 - Astro Bot: Rescue Mission
  • JAPAN Studio (共同開発:フロム・ソフトウェア)
    2018年11月6日 - Déraciné (デラシネ)
  • Bend Studio
    2019年4月26日 - Days Gone
  • JAPAN Studio (共同開発:クラップハンズ)
    2019年5月21日 - みんなのGOLF VR
  • London Studio
    2019年5月28日 - Blood & Truth (ライアン・マークス リベンジミッション)
  • Pixelopus
    2019年10月8日 - Concrete Genie (アッシュと魔法の筆)
  • San Diego Studio
    2020年1月14日 - MLB The Show 20
  • Media Molecule
    2020年2月14日 - Dreams
  • ノーティードッグ
    2020年6月19日 - The Last of Us Part II
  • Sucker Punch Productions LLC.
    2020年7月17日 - Ghost of Tsushima
最注目はGuerrilla Games(ゲリラゲームズ)

最注目はGuerrilla Games(ゲリラゲームズ)。PS5の発売を11月と仮定すると『Horizon Zero Dawn』から3年8ヶ月も経っている。Guerrilla GamesはPS4ロンチで『Killzone: Shadow Fall』を発売していましたし、今回もロンチを担当する可能性があります。

 

『Horizon Zero Dawn』の大ヒットで超一流デペロッパーになりましたが、元々は『Killzone』シリーズで知られていました。SIE(SCE)はPS3とPS4のロンチにFPSを発売していますし、欧米では安定した人気のあるジャンルですので、今回もロンチに『Killzone』か別のFPSが来るのではないかと予想します。

ポリフォニー・デジタルの『グランツーリスモ7』

ポリフォニー・デジタルも『グランツーリスモSPORT』から3年を迎える。

 

期待される『グランツーリスモ7』に関して、レースゲームの周辺機器を開発しているNextLevelRacingがFacebookに「What racing game are you most looking forward to in 2020? (2020年に最も楽しみにしているレースゲームは?)」という投稿をして、その中に『グランツーリスモ7』のロゴがあった事でちょっとした騒動になりました。現在は削除済。削除後に「ロゴは模擬であり『グランツーリスモ7』の情報は何も知らない」と釈明しています。

 

グランツーリスモと言えばPS3のロンチ(2006年11月11日)で『グランツーリスモHD』が予定されていましたが、大幅に延期されて2007年12月13日に『グランツーリスモ5 プロローグ』として発売されました。14年前の話ですが、一応「ロンチタイトルにしよう」とされていたシリーズでしたので、PS5でそれが叶うかもしれない。

山内氏が『グランツーリスモSPORT』に関して「これからの20年間を考えて、デザインし直した」と語っており、車のモデリングに関しては「現行のモデルというのは少なくとも向こう10年は十分に使えるものなので、1000台、2000台という規模までは現在の仕様で作ると思います」と語っているので、PS5のために車のモデリングを0から作り直す必要はないようです。1台に6ヶ月かかるというモデリングの問題がほぼ解決しているとなるとPS5版が早い時期に出せるかもしれない。

JAPAN Studio

JAPAN StudioはPS4ロンチで『KNACK』を発売しています。PS3ロンチである『GENJI -神威奏乱-』はゲームリパブリックが開発していてJAPAN Studioのくくりではなかったですが、PS5でもSIEJAが何かしらタイトルを用意するんじゃないかなと思います。

ワールドワイドスタジオ以外

コジマプロダクションの新作は気になりますが、2019年11月8日に『デス・ストランディング』を発売したばかりですから、次回作の発表はしばらく先になりそうです。

 

2015年2月20日に発売された『The Order:1886』を開発したReady at Dawnは、PSPで『ゴッド・オブ・ウォー 落日の悲愴曲』『ゴッド・オブ・ウォー 降誕の刻印』を開発しており、SIEとの関わりが深い。『The Order:1886』のメディア評価は低かったですが、個人的には好きなゲームでした。グラフィックの評価は悪くないですし、PS5でもReady at Dawnのゲームが見てみたい。

 

『アンティル・ドーン 惨劇の山荘』を開発したSupermassive GamesもSIEとの関わりが深かったですが、現在は離れたのかなと思います。Bandai Namco Entertainmentと提携して『The Dark Pictures Anthology』シリーズという共通の世界観を持ったホラーゲームを展開しています。第1弾として『MAN OF MEDAN』を発売済ですが、順調とは言えないスタートのようです。

 

『Heavy Rain』『Beyond: Two Souls』『Detroit: Become Human』で知られるQuantic Dreamは中国のNetEase Gamesと提携し、今後は独占契約を結ばない限り全機種で展開すると発表しています。

 

『MotorStorm』『DRIVECLUB』のEvolution Studiosは閉鎖しました。

 

『ICO』『ワンダと巨像』『人喰いの大鷲トリコ』で知られる上田文人氏はgenDESIGNという会社の代表取締役を務めており、Epic Games Publishingに参加しています。

PSはロンチのインパクトが弱め

PSはロンチのインパクトが弱い印象があります。逆に任天堂はロンチで『Wii Sports』『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』(Wii)、『New スーパーマリオブラザーズ U』『Nintendo Land』(Wii U)、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』『1-2-Switch』(Switch)などアイコンとなるようなタイトルを用意できている印象。

PS
  • 極上パロディウスだ! DELUXE PACK
  • クライムクラッカーズ
  • 熱血親子
  • 麻雀悟空 天竺
  • 麻雀ステーションMAZIN〜麻神〜
  • リッジレーサー
  • A列車で行こう4 EVOLUTION
  • TAMA
PS2
  • エターナルリング
  • 柿木将棋IV
  • 決戦
  • ステッピングセレクション
  • ストリートファイターEX3
  • ドラムマニア
  • 麻雀大会III ミレニアムリーグ
  • 森田将棋
  • リッジレーサーV
  • A列車で行こう6
PS3
  • 機動戦士ガンダム Target in Sight
  • 宮里三兄弟内蔵 SEGA GOLFCLUB
  • リッジレーサー7
  • GENJI -神威奏乱-
  • RESISTANCE〜人類没落の日〜
PS4
  • アサシン クリード4 ブラック フラッグ
  • コール オブ デューティ ゴースト
  • バトルフィールド 4
  • Angry Birds Star Wars
  • Contrast
  • FIFA 14
  • Flower
  • Injustice: Gods Among Us Ultimate Edition
  • Just Dance 2014
  • Killzone: Shadow Fall
  • Knack (ナック)
  • Lego Marvel Super Heroes
  • Madden NFL 25
  • NBA 2K14
  • Pinball Arcade
  • Resogun
  • Skylanders: Swap Force
  • Sound Shapes
  • Super Motherload
  • Tiny Brains
  • Warframe

PS3は単純にタイトル数が少なく、PS4はマルチと小規模タイトルが多くて総数は多いけどインパクトは弱い。独占タイトルの評価も低めになりました。素直に予想するとPS5もPS4と同じような感じになりそうですが、今回はそれをブチ壊してほしいところ。

携帯機と分散しない

PS5世代の大きな強みとして、PSPやVITAという携帯ゲーム機とタイトル開発が分散しない事があります。SIEはVITAで18本のパッケージ版タイトルを販売、ダウンロード専用は100タイトル以上でした。次世代はPS5のソフト開発に注力できる。振り返ってみると、据置機に集中するSIE(SCE)が見られるのは初代PS以来なんですね。特に和ゲーや中規模タイトルで厚みを感じられるようになると良いです。

 

日本は欧米に比べると携帯機が人気だった事情もあり、SIE(SCE)を含む国内メーカーは据置機より携帯機に注力していたようにも感じます。そこで小島監督の言う「技術の梯子から脚を離してしまうと、二度と梯子を上がることが出来なくなる」に近い状態になってしまったのかなぁと思うところもあります。しかし、UE5のデモで開発が楽になりそうだというのも見えましたし、PS5は開発が楽だという声もチラホラあります。開発環境が良くなるのを機に、日本勢の底上げや復活を期待したい。
多くはスマホに注力するでしょうけど、SIEのフォワードワークスが大苦戦していたりレッドオーシャンと言えるスマホ市場の難しさもあり、1周回って据置機に挑戦するところもあるかと思う。

ロンチタイトルは特別な注目度

普及台数0台の時にソフトを発売するわけでリスクが高そうですが、実はそうでもない。

 

PS4ロンチタイトルの『Killzone: Shadow Fall』は発売2ヶ月で210万本、約1年でユニークユーザーが300万人を突破したと発表されていました。評価は高くなくてメタスコア73点。『KILLZONE 3』は2011年2月22日発売でメタスコア84点、『KILLZONE 2』は2009年2月27日発売でメタスコア91点、どちらもハードが普及している状態で発売して評価も高いですが、『Killzone: Shadow Fall』の販売ペースには遠く及ばなかった。
PS3ロンチタイトルであった『RESISTANCE〜人類没落の日〜』は350万本以上を記録しています。
Switchロンチタイトルであった『スーパーボンバーマン R』も100万本突破していますが、これもSwitchのロンチ時にメディアやインフルエンサーにイジられまくって注目された事が大きいと思います。


ロンチタイトルの注目度は別格であり、特にファーストパーティーの独占タイトルは注目される。過去ハードのロンチタイトルも記憶と記録に残りやすく、ロンチから1日でも遅れた初期のタイトルは忘れやすいです。ハードの普及を待って中途半端に数週間や数ヶ月遅らせるより、ロンチタイトルとして注目されたほうが有利かと思います。

Guerrilla GamesのFPSとグランツーリスモ7

という事でロンチの予想は、

  • Guerrilla GamesのFPS
  • ポリフォニー・デジタルの『グランツーリスモ7』

PS3で『RESISTANCE〜人類没落の日〜』(インソムニアックゲームズ)、PS4で『Killzone: Shadow Fall』(Guerrilla Games)がロンチタイトルとなっておりました。安定した結果を得やすいジャンルかとも思う。
Guerrilla Gamesは『Killzone: Shadow Fall』のセールス面での成功体験があり、ロンチに出す事を躊躇しないでしょう。

 

『グランツーリスモ7』は、山内氏の「現行のモデルというのは少なくとも向こう10年は十分に使える」という発言からPS5版が遅くならない期待がある。PS3では『グランツーリスモHD』がロンチタイトルを予定していた事もあり、ロンチタイトルになるのを嫌うわけでもないと思う。NextLevelRacingのコメントも気になりますしね。
『グランツーリスモ7』クラスのビッグネームがあれば、PS1~PS5の中でSIE(SCE)が最も力を入れたロンチと言えると思います。小粒な100本よりも大粒1本のほうがインパクトは大きい。今回こそは……と、予想というより願望。

 

なんにせよ発表が楽しみです。ポイントはアイコンとなるようなデカイ1発がロンチであるかどうか。